ＬＣＣで行く香港の街

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

　１０月２４日から２６日にかけて、香港へ行ってきました。学生デモの最中であり、巻き込まれないかどうかも気になりましたが、たいした影響もなく無事に帰ることができました。

　前回香港に行ったときは中国へ返還された直後でした。広島に香港第２の航空会社の便が登場して数年経ち、価格競争も始まったばかりでした。今回は香港のＬＣＣ（格安航空会社）を使いましたので十数年前よりもさらに安くなっています。福岡からの往復の飛行機代は25,800円と、岩国から東京まで往復するよりも安いくらいでした。予約時期によってはこの値段より安くなったり高くなったりします。

　ＬＣＣというと、

　事前に座席を予約する、大きな荷物を預ける、飛行機の中で飲み物をいただく、食事をする、といったことで追加料金が発生します。このたびの航空会社ではひざ掛けを販売していました。客室乗務員は、飲み物や食べ物、到着先の空港から中心地までの切符の販売も行います。

　機内放送は広東語と英語のみ。日本語の放送は一切ありません。機内での映画や音楽の提供、飛行機の現在地を示すサービスもありません。飛行機に乗る場所までは送迎バスでの移動があります。サービスが質素な分、飛行機代が抑えられていることを実感します。このたびのＬＣＣは、前の座席との幅は一般的な航空会社のと同じでしたので、足元がゆったりしていました。

LCCの注意点　

　　私たちが好きなようにサービスを選べるという点では、ＬＣＣには優れている点がたくさんあるように思いました。その代わり、飲み物や食べ物は自分で買って持ち込むか、事前に食事などを済ませるかすることになります。座席予約にお金をかけずに友人と隣同士で座りたい時は、かなり早くチェックインをして座席を確定させる必要があります。（今回は搭乗する2時間前にチェックインしました。）足の冷えが気になる方はひざ掛けの準備が必要です。

　最後に付け加えると、ＬＣＣは原則インターネット予約になります。自分で飛行機を選んで、必要なサービスを選んで、クレジットカードで決済します。日本の航空会社がＬＣＣ用の予約システムを開発したとのことですので、もう少しすると旅行代理店でも手軽に入手できるようになるでしょう。

最後に

　飛行機の旅でも、何に価値を求めるか、どのようなサービスを受けるかを考える時代になってきたようです。ライフイベント表に海外旅行を書き込んでおられる方には、夢がぐっと近づいてきたのではないでしょうか。夢をかなえたい方は是非ご相談ください。