可変性のある間取り - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

増井 真也
建築部門代表
建築家
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可変性のある間取り

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家作りのコツ
長く住まうことが出来る家とはどのようなものだろうか。
そのひとつに「可変性のある間取り」というものが考えられる。
クライアントと話をしていると、今の家族構成に応じた、今の非常に細かい日々の要望に応じた、細かな間仕切りや収納家具などの造作を求められることが多いように感じる。確かに今すんでいるアパートやマンションに対する問題点を新築の際になくしたいという思いや、せっかく注文住宅を建てるのだから細かいところまで作りこみたいという考えを持つことは当然だろう。また、大工工事を利用することで既製品よりも安価に希望通りの家具を作ることが出来るということもまた事実だ。
私のクライアントに当時高校生小学生の男子兄弟のいる家族があった。それから数年たった今、高校生だったお子さんは大学生になり家を出た。そして、小学生だったお子さんもいずれその日が来ることになる。
家族構成の変化というのは、意外と早く訪れるものだ。そして、あまりにも造りこまれすぎた住宅はその変化に柔軟に対応することが出来ない。あるときは子供室、そしてあるときは趣味の部屋、そんな風に自由に利用できるような可変性を住宅は持つべきであろう。そして、どんな変化にも柔軟に応じることが出来るように外壁を中心に構造体を配置することが狭小住宅においては有効なように感じる。