納谷事務所では、住宅のリノベーションの場合、3ヶ月の設計期間をみてもらいます。
設計が終わると、数社の工務店に見積りをお願いします。
3週間ほどであがってきた見積り書の数量と単価と内容をチェックして、クライアントに報告します。
毎回感じますが、それぞれの業者はまったく同じ図面を見ているにもかかわらず、リノベーションの規模でも高いところと安いところでは、数百万の違いが出ます。
また、見積書には数字が並んでいますが、それぞれの会社の考え方まで分かるんですねえ。
目標金額をオーバーしているときは、仕様の変更や工事種目を減らしたり、それでも追いつかないときは、工事範囲を小さくしなければなりません。
今回は少し予算をオーバーしましたが、クライアントが捻出できる範囲だったので、工事予定金額を増やしてなんとか工事に入ります。
ありがとうございました!
予算をオーバーするのが、必ずしもクライアントの要望のせいではありませんが、設計を進めて打合せを重ねるとクライアントは、どうしても高い方の仕様を選択しがちです。ですから、僕らはいつもブレーキ役になってしまいます。(一般的にですよ。)
そうやっていよいよお金がまとまると、工務店と工事契約をしてもらいます。
工事契約書には、金額はもちろん約款、見積書、契約図面、工程表などを添付して工務店に作ってもらいます。(写真の契約書は納谷事務所の控え、図面が含まれていません。)
僕らの立ち会いのもと、クライアントと施工業者の契約が交わされます。
さあ、いよいよ現場がはじまります!
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
044-411-7934
「板橋の住宅」のコラム
1年点検(2009/11/16 10:11)
ありがとうございました!(2009/04/26 16:04)
キッチンから・・・、寝室から・・・、(2009/04/24 16:04)
めでたいなあ・・・。(2009/04/22 16:04)
お世話になりました。(2009/04/20 16:04)