- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
会社員であれば、企業に所属していると思いますし、あるいは自身で起業されているでしょうか。
企業の存在する目的って考えたことはありますか?
皆さんも働いているようであれば、その普遍的な存在目的を考えてみると、視野が広がるかもしれません。
これから書くことは私の私見ですので、同意できない方もいらっしゃるかもしれませんが、お付き合いください。
経営とは何だろう?
まずはここから考えてみましょう。
企業を動かすという意味で「経営」という言葉を使うと思いますが、そもそもの意味は何でしょうか?
辞書を引くと「事業を営むこと」などの意味で載っています。
もっと「事業を営むこと」をわかりやすくすると、Howの部分に注目して噛み砕くとどんな意味になるでしょうか?
私が一番納得している「経営」の意味ですが、
◆他人を通して事をなすこと
になると思っています。
これは伊丹敬之さんの「経営を見る眼」という本からの引用です。
こと企業「経営」ということに関して考えた時に、すとーんと自分で納得できた言葉です。
では企業経営の「企業」とは何でしょうか?
企業の存在目的とは?
それでは企業とは何でしょうか?
これも辞書を引くと「営利を目的として、経済活動を継続して実施する組織のこと」というようなことで載っています。
では「企業」の存在目的は何でしょうか?
・社員を幸せにすること
・社会貢献をすること
・売上を上げること
・世の中にないものを作り出すこと
どれも正解だと思います。
ただ究極すると何が企業の目的になるでしょうか?
企業の定義にもう一度立ち戻っていただきたいのですが、ポイントが一つあります。
それは「継続して」ということです。
社員を幸せにすることも、社会に貢献することも、売上を上げることも、新しいことを作ることも、何が「原資」となるでしょうか?
それは「利益」です。
もっというと「持続的な利益」です。
短期的に上げればいい利益ではないです。
まとめると、企業の存在目的は
◆持続的な利益を上げること
であると思います。
ですので企業活動はすべてこれにつながることでなくてはいけません。
・サービス、商品開発
・マーケティング、販売促進、営業
・製造、生産
・人事考課、評価
など、こういった活動です。
いかがでしょうか?
普段の仕事を「企業の持続的な利益」という観点から考えると、リーダーとしての視野が上がってくる感じがしませんか?
こういった高い視点、長期的な視点で考えるとリーダーとしての見識や行動が広がると思いませんか?
私もこんな視点を持ちながら仕事をしていきたいと思います。
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