木の家の手書きの図面とイメージイラスト

設計監理ダイアリー 2014-10-23 11:14

いまは設計の図面もイメージパースもパソコンのCADで書くのが当たり前の世界です。とてもきれいな線で印刷されますので、見やすくていいのですが、図面に個性はありません。昔は図面をみると、線や文字、植栽や点景の表現などで「これは誰々さんが描いた図面だ」と分かったものです。

いま原稿を書いている光設計の本には、手書きの間取り図を載せたくて久しぶりにトレーシングペーパーを引っ張り出してきて、水性ペンとマーカー、色鉛筆を使って間取りのイラストを描いてみました。あたたかい感じで木の家の本にはぴったりではと思っています。

小泉君はいまでも実施設計図のイメージ図をシャープペンシルで手書きしています。建築主さんにも鉛筆の線のやさしい表現が伝わり、室内のあたたかな雰囲気も感じられるととても喜ばれています。手書きのイメージにはつくるものの想いも表現できるのではと思っています。

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