- 伊東 なおみ
- ILSランゲージスクール 英語講師および日本語教師
- 東京都
- 英語講師および日本語教師
対象:英語
さて、今日は「ドラマで英語」の第12回目になります。スクリプトを利用して様々な英語表現を学んで行きたいと思います。
利用するドラマこちら:
『フレンズ』です
アメリカで1994~2004年まで放映された人気ドラマ。
New Yorkで暮らす個性的で愛すべき男女6人がおりなす日常を描いたコメディです。
Season1から、毎回少しずつピックアップして表現を覚えて行きたいと思います。
(登場人物や詳細を知りたい方はwikipediaからご参照下さい)
さて、モニカのアパートで団らん中の仲間達ですが、夜も深まってきたので、モニカが兄のロスの帰りを心配して声をかけるシーンです。
Monica : Well, that's it. (TO Ross) You gonna crash on the couch?
Ross : No. No, I gotta go home sometime.
モニカ:さあて、今日も終わりね。 (ロスに向かって)ソファーで寝ていく[泊まって行く]?
ロス:いいよいいよ、もう少ししたら家に帰らなきゃ。
*That's it.: (それでおしまい/それだ/それだけだ)
*You gonna: You are going to~(あなたは~するでしょう)の略。話すときはareを省略するときもあります。(日本語でも、話し言葉ではよく「雨が降っていますか?」を「雨、降ってますか?」のように短く言うことがありますよね)
*crash (out) on [in]: (ある場所に一時的に)泊まる、寝る
*I gotta go home: I have to go home. *have got to→'ve gotta→gotta=have to(~しなければならない)(日本語で言うところの、「行かなければなりません」→「行かなくてはならない」→「行かなきゃならない」→「行かなきゃ」のような感覚です)
例)
Can I crash in your room tonight?(今晩あなたのところに泊まっても良い?)
I was too tired and crashed out on the floor in the living room last night.(私は昨晩疲れすぎていて居間の床の上で眠ってしまった)
crashは、元々「衝突する」という意味があるので、"crash on the couch"で「カウチにバタンキューする」というイメージで良いのではないでしょうか。
ちなみに、日本語の「クラッシュ」に該当する単語は、crash(衝突する)のほかに"crush"と"clash"がありますが、crushは「粉々にする/ぺしゃんこにする」、clashは「意見などが衝突する」の意味です。
OK! That's all for today!
See you next time! Hope you all have a great weekend!
スクリプトはこちらのものを参考にさせていただいています:
http://www.livesinabox.com/friends/scripts.shtml
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