ウェブマスターは「社内」に必要か? - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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ウェブマスターは「社内」に必要か?

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徒然

ウェブマスターは社内に必要か?



野球残念でした。4位でメダルを逃しています。

前回も長嶋監督の選考や戦術に縛られて、中畑監督代行が監督代行のまま
戦って敗れましたが、今回も何かに縛られて敗られたような気がします。
サッカーもそうですが、大衆迎合が可能な監督ではなく、
世論を敵に回しても強いチームを作れる監督が五輪には向いているように思います。
サッカーで言うとカペッロのような。

レフトがいないのはメンバー決まった際に一目瞭然でしたし(和田とか金本とかいるのに)、
岩瀬にこだわったのも「失敗しても納得がいく」という敗者の理屈のような気がします。
男子サッカー同様軸がなかったのも痛かったですね。エースと四番は決まっていたはずなのですが、
存在感は希薄で起用にも反映できませんでした。

ソフトボールや女子サッカーにあって、野球や男子サッカーになかったものが明確になった五輪でした。

さて、ウェブサイトを運営していくには「ウェブマスター」の存在が必要です。

ウェブマスターの役割は
・ウェブの目的の設定及びそれに基づいた戦略・戦術設計
・スケジュールや役割決め及び管理
・コンテンツ設計
・制作物や進行の管理
・効果の測定・検証
などがあります。

その下で
・デザインをする人
・システムを設計・開発する人
・広告運用を行う人
・原稿を書く人
・運営を行う人
などが社内外を問わず(兼務も含めて)存在しチームとして動きます。

このウェブマスターがいない会社が目立ちますが、
ウェブマスターは必要でしょうか?

いなくてもウェブの運営自体は支障がない場合もありますし、
小さい規模であれば効果も出てしまう場合もあります。

が、戦略を理解し、ウェブに落とし、それに基づいた予算・スケジュール管理や
外注を含めた役割分担決め・管理をやる人がいないと
やるべきことをやるべきタイミングで実行されず、
効果もわからず、失敗してもそのまま、成功しても活かされない
ということになりかねません。

コンテンツ設計やデザインなどは外部に任せて問題ありませんが、
上記に記したことは最低限誰か社内の人がやるべきで、
その人にはある程度の権限がなければ正しい判断や行動が出来ません。

ウェブマスターの任命は昔の国王が将軍に刀を渡すのと同じで、
社長の命令と同程度の効果を与えないと機能しなくなります。

ウェブマスターは専任ではなく、兼務の場合が多いのはいいと思いますが、
会社で一人決めたほうがよいです。
一番よくないのは「みんなで決める」
これはほぼ失敗パターンです。