- 竹内 和美
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
- 研修講師
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
はざ架けが、あちこちで見られる我が家周辺。
秋の収穫。幸せを感じる風景です。
さて、今、あなたは笑っていますか?
どんな表情ですか?
写真に撮らずに、鏡を見ずして正しく話すことができますか?
そして、それは、ほんとうに正しい情報ですか?
経験が増える。
役職が変わる。
などの変化の前で、人は自分自身を万能な人間だと思いこむようです。
これまでの経験をもとに、なんでもできるような気がするのでしょう。
また、役職が変わった時には、
これまでの努力が認められて、なんでもできるようになったから、
昇進したのだと、自己納得している方が多いようです。
確かに、経験が増えれば、応用できることが多くなります。
確かに、昇進したのは、努力が認められたことを示すものです。
しかし、人は万能ではありません。
自分のことを一番よく知っているようで、
実は、自分の表情一つ、実際には正確につかむことができていないことが多いものです。
ましてや、自分の能力やスキルについては、正確に認知できていないことが多いものです。
与えられたポジションを全うするためには、
「できること」「認められたこと」「望まれたこと」に全力投球し、
やらなければならないことのうち、下にチャンスを与えることができることはやってもらうことで
「本来できること」、「どうしても自分でやらなければならないこと」に集中する時間を増やすことです。
まして、やらなくても良いことまでやろうとする必要はないのです。
自己分析の重要性は、ここに理由があるわけです。
技術・能力や知識、得意なこと、不得意なことの区別をして
自分自身のありのままを受け入れることができさえすれば、
できないことにまで全力投球して、時間を無駄に使う必要もなく、
疲弊することもないわけです。
もちろん、自己能力の開発には、関心を持ち、常にチャレンジしてほしいと思いますが、
それには、時間やお金などの投資を、計画的に実行することが望まれ、
ある程度の時間がかかります。
間違っても、人間、一足飛びに能力アップする・・・というこはありません。
自分の仕事ぶりや、生き方に疑問を覚えたら。
キャリア・カウンセラーに相談してみるのも、一つの方法です。
まずは、現状の自分を受け入れること。
職場の問題に悩まされたときは、ちょっと立ち止まってみてください。
案外、あなたが職場を振り回しているのかもしれませんね。
自分の姿が自分で見られるようになれば、問題は自ずと減少するものです。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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