こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
クライアントさまのお声を紹介します▼
【クライアントさまのお声】
「中西さんから辛かったですねと言ってもらえて、辛いって思ってもいいんだと思えました。
酷いですねって言ってもらえて、ようやく私は酷いことをされているって思っていいのかなと思えました。
ずっと、私なんかがそんなふうに思ってはいけないと思っていたのです。
だから夫から何かされても、辛いとか酷いとかって気もちは打ち消してきたと思います。
自分のために怒ってもいいっていう発想すらありませんでしたから。
私にはそんなことを言える立場じゃないと、ずっと思っていたのです。
そして、「どうせ私なんて」って自分から勝手にいじけていたと思います。
心の中には汚いドロドロした気もちがいっぱいあって、自分のことが嫌でした。
その頃の私と比べて、今の私は優しい気持ちが増えてきたような気がします」
(Uさまのお声)
※実際のカウンセリングのやりとりをクライアントさまのご許可をいただき掲載させていただきました。
パートナーから酷い扱いを受けていると、自分への信頼が失われてしまうことが多々あります。
そして不本意な生活に身を置いているのに、それを変えていくだけのエネルギーが徐々に奪われていってしまいます。
Uさまも、そんな感じでした。
自分の感情を打ち消し、自分の価値を否定していました。
だから
「私なんかがそんなふうに思ってはいけない」
とか
「私にはそんなことを言える立場じゃない」
なんて考えてしまっていたんですね。
でも、夫が妻をどう扱うかで妻の価値が決まるわけじゃないんです。
夫の扱い方に惑わされたら、自分を見失ってしまいます。
自分の価値は自分で認めていいんです。
その最初の一歩は、感情を感じることかもしれません。
わきあがる感情を打ち消したりしないで、そのまま感じることを許してあげることが見失いかけた自分を取り戻すことに繋がるのかもしれません。
辛かったら、辛いって感じてもいし、酷いことをされたら酷いって感じてもいい。
もし、余りにも酷い扱いを受けたために
「私には、そんなふうに感じるだけの価値はない」
と思ってしまうようであれば、誰かに
「辛いね」
「酷いね」
って代弁してもらうといいです。
もちろんカウンセラーに代弁してもらうのもいいと思いますよ。
最初は
「いえいえ、私なんかがそんなことを言ってはいけないのです」
と言いたくなるかもしれませんが、徐々に「辛い」とか「酷い」と素直に感じることができるようになっていきます。
何をしても構わない人間なんて、ひとりもいません。
酷い扱いを受けたら、胸を張って堂々と「辛い」「酷い」と感じられるようになっていきましょう。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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