具体的な契約の段取りに入っていきます。
価格交渉を前提に予算よりも高い物件を見ている方もいますが、
すべての物件が安くなるわけではないので、おすすめできません。
あくまで、資金計画から算出した予算の物件を見て、
もし、その物件が予算よりも安く買えた場合はローンの支払が
楽になると思うほうがいいでしょう。
業者の利益はどれくらい?
通常、建売住宅の場合は約1割ぐらいが利益目標です。
しかし、この利益も最近では土地の仕入れの値段があがっているので
確保するのもむずかしくなっています。
1割の利益と言っても、即日にその利益がでるわけはなく
土地の仕入れから販売まで、約6ヶ月の事業期間での利益なので
棟数をこなさないとそんなに儲かるわけではないのです。
つまり、完成して半年以上経過している物件で
販売価格より1割安くなっている場合は、
利益はほとんど無いということになります。
単純に価格が高くて売れなかった物件であれば、
約1割安くなって買うということは、利益もとんとんで売るわけで
買手側にとれば、お買い得の物件ということです。