ここでこうして、ちゃんとした文章のコラムを書くのは、すご~~~く久しぶりな感じがする私♫ (^^ゞ
さてさて今回のコラムのテーマは、「学ぶ」という事に付いてです。
何故このテーマかと言いますと、それは今、自分が電子本を出版させて頂く為の執筆活動を通して、色々な事を経験させて頂けるという、学ぶ楽しさと感謝を感じるからです。(^^♪
私は生徒にバレエを教える立場の教師ですが、その教えの中にはバレエの技術だけではない、相手を不愉快にさせない思いやりの行為としてのマナーであったり、相手を尊重する事をお互い学び合わせたりという事が含まれています。
長年その様に生徒達を教えながら生きて来た訳ですが、同時に私も生徒達から学ばせて頂いて来た訳ですね。
人はどんな人からでも学べます。
3歳児からも学べますし、人によっては反面教師という形でも学べる。
そして人は人からしか学べません。
人から学ぶという事は、とても人生で大切な事でもあるのです。
人としてのお手本がいなければ、人は決して成長しては行けないからです。
「人から学ばなくても、本や教科書から学べる」と思う方がいたとして、でもその本は人間が作ったものなのですから、間接的であったとしても、やはり人は人から学んで成長してい行く訳です。
只、この「学ぶ」という事に楽しさを味わえない人がいるのですね。
そういう方や子供達を観ていると、そこに共通しているのが「人から学ばない」という特徴です。
そういう方達は、自分の事にしか関心が無く、根がとてもわがままです。
故に自分以外の人間には無関心である為、学ぶ事の楽しさの元である "好奇心" の欠如があるのです。
この好奇心という情熱や意欲が無い学びというのは、テストや受験の為だけの単なる知識の詰め込みであったり、言われた事だけをしているだけの、まるでロボットの様である為、そこに「自ら学ぶ」という楽しさを味わう経験ができないのですね。
そんな人間に触れると、私は時々「生きていて楽しい?」「あなたは何の為に生きているの?」と聞きたくなる時があります。
人から学ぼうとしない人は、人に興味が無い分、人の痛みに鈍感ですから、そこには残念ながら人としての深みはありません。
そんな彼等も長い人生の中では、いつか学ぶ面白さや有り難さに気づいたり、目覚めたりする経験をする時が来るのでしょうか?
この「人としての深み」というのは、持って生まれたものも大きいかもしれません。
子供でも人の痛みや喜びに敏感な子もいれば、大人なのに感じ取れない鈍感な人もいるからです。
これは何を表しているのかと言うと、肉体の年齢とは又違う、魂の年齢の違いなのだと私は思います。☆彡
そして、「人生は深みがあるから、面白いのだなぁ!」と思える私は、幸せなのかな?と思える、今日この頃の私なのでした。(^^✿
写真なのに、眩しい!?
太陽って、凄いエネルギーですよね!? 《゚Д゚》!!!
やっぱり宇宙は、不思議で神秘に満ちています。☆彡
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年