利回りを考えずに選んでいませんか。
今回はこの選び方についてお話いたします。
保険でお金を貯めるには以下の3つの方法と保険種類があります。
(1) 満期金を一括で受け取る
養老保険(円建て、外貨建て)、変額保険(有期型)、学資保険
(2) 満期金を分割で受け取る
養老保険(円建て、外貨建て)、変額保険(有期型)、個人年金保険
変額個人年金保険
(3) 解約して受け取る(解約返戻金の活用)
終身保険(円建て、外貨建て)、変額保険(終身型)
お金を貯めるために保険を加入する場合には、経済情勢を考え選ばないとなりません。
たとえば、下記のとおりになります。
<景気が悪く金利が低いとき>
金利が動く商品が最適です。保険だと変額保険、変額個人年金保険になります。または、外貨建ての商品の利回りが高い場合には外貨建ての商品(ただし、為替動向のチェックが必要)。
長期で金利を固定する商品は良くありません。なぜ良くないのか。それはインフレリスクがあるからです。インフレリスクとは、物価が上昇することによる貨幣価値の下落リスクです。今物価が上がっていますよね。同じ金額で買えるものが減っていませんか。そのリスクです。物価が平均して毎年1%上昇したら、運用は1%以上で運用しないと買えるものが減っていくということになります。
<景気が良く利回りが高い場合>
金利が長期固定されている商品がいいです。高い金利で長期で固定されることにより安全確実な運用ができます。
養老保険、個人年金保険、学資保険、終身保険などになります。
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このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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