あるがままを認める・子供の頑張りを認める - 子供のお稽古全般 - 専門家プロファイル

田崎 寛子
脳トレスクール「アバカス速算」 
兵庫県
塾講師

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対象:子供のお稽古

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あるがままを認める・子供の頑張りを認める

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明石市のそろばん教室「アバカス速算」の田崎です。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

授業中に時々様子がおかしい生徒がいます。

 

 

 

なんとなくこそこそした感じです。

 

 

 


 

 

 

そういう時は少し離れた所から、様子を伺います。

 

 

 


 

 

 

時間を測って計算をしているときに、机の下に答えを入れておいて一生懸命答えを写しています。

 

 

 

または、自分が計算した答えがあっているかどうか確認していて、間違っていれば書き直しています。

 

 

 

これは、答えが合わない生徒や進級が遅い生徒がすると思われるかもしれませんが、そういう生徒は意外としなくて、点数が悪くても、たとえ0点でも「0点やった~」と正直に報告します。

 

 

 


 

 

 

自分の力でも十分合格点が出るような生徒が、そういうことをします。

 

 

 

毎日、点数を控えさせていますが、「また100点やった!」とほぼ100点ばかりの点数表を見せてくれます。

 

 

 

「頑張ってるね~」と言いつつ、こういう生徒が哀れに見えてきます。

 

 

 

後で提出させたプリントを再点検してみると×ばかりです。

 

 

 

進級してすぐ位の生徒は、そんなに100点ばかりとれるはずがありません。

 

 

 

バレてないと思っています。

 

 

 


 

 

 

答えを映しているのですが、下に隠しているのをこっそり写すので、違う回の答えを写したり、除算なのに乗算の答えを映したりしていることもあります。

 

 

 

中には、採点しているときにじっとそばで見ているにもかかわらず平気で×を〇にする生徒もいます。

 

 

 

 視力が悪いわけではありません。

 

 

 

 どういう心理なのでしょう?

 

 

 

 児童心理学など詳しいといいのですが。

 

 

 

こういう生徒、プライドが高いのか絶対わからないということを言いませんが、そばで見ているとしっかり理解できていなかったり、教えたとおりにしていないことがあります。

 

 

 

こういう時は、プライドを気づ付けないよう、さり気なくアドバイスをします。

 

 

 


 

 

 

自分の子供が、勉強もできて、性格も良くて、友達も多くて、顔も良くて、偏差値の良い学校に入って、一流会社に就職して・・・・と親は期待します。

 

 

 

が、皆がそうなるわけでもなく、エリートコースを歩んできた人が皆幸せかといえば???です。

 

 

 

犯罪を犯す人もいます。家庭が崩壊している人・ホームレスもいるとか。

 

 

 


 

 

 

子供が生まれた時のことを思い出しましょう。

 

 

 

おギャーと生まれてきてくれたことが、ただ嬉しかったはずです。

 

 

 


 

 

 

欠点のない人間はいません。

 

 

 


 

 

 

○○ができないんです。

 

 

 

もっと、○○できないと・・・

 

 

 

欠点にばかり目が行ってしまっています。

 

 

 

過度の期待で押しつぶされそうな子供が大勢います。

 

 

 

 

 

 

 

頑張っていることを、認めてあげましょう!

 

 

 

皆それなりに一生懸命頑張っていますよ!

 

 

 


 

 

 

あの真剣な顔・目つき!

 

 

 


 

 

 

スタッフ一同があきれ果てるほど、落ち着きがなかった生徒でも、時間はかかりますが、随分と集中力が付きました。

 

 

 

  教える側にも相当忍耐力が必要ですが・・・・・

 

 

 


 

 

 

H君、幼稚園年中で入学したころは、きょろきょろしてばかりでしたが、先月の検定で7級合格し、6級の練習に入りました。

 

 

 

K君も本当に集中できない生徒でしたが、かなり落ち着いて計算できるようになりました。

 

 

 

よくここまで頑張ってくれたなという思いと、ここまで信頼してやめずに送迎してくださっている保護者の方にも感謝です。

 

 

 

(この二人、車での通塾です)

 

 

 


 

 

 

入学申し込みの時に、いきなり「検定はいつですか?」とか「いつくらいで〇級に合格できますか?」と聞かれてびっくりすることがあります。

 

 

 

入学した年齢・通塾回数・家で練習するかしないか・本人のやる気・家族の協力の有無(特に掛け算の九九)などでも違いますので、それははっきりとは言えません。

 

 

 


 

 

 

幼児・小学低学年までは、親が送迎しなければならないので、半年や1年で親の方が疲れてしまって、辞めてしまう場合もあるのですが、やはり成果が出るまでには時間がかかります。

 

 

 


 

 

 

保護者の協力なしには、生徒を延ばすことはできません。

 

 

 


 

 

 


 

 

 

”あるがままを認める”・”みんな違ってみんないい”

 

 

 


 

 

 

”欠点丸がかえで信じる”私の好きな言葉です。

 

 


 

 


 

 


 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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