駐車場が必要なくなると、敷地面積に対する建築面積(建ぺい率)を最大限に活用でき、建物周囲の避難経路や中庭スペースなど様々なプランが可能になってきます。
新築マンションなどにおいても、住戸数よりも駐車場の数を少なくして出来るだけ建物や共用スペースを広くするなど工夫されてますし、街中の月極め駐車場も凄い勢いで減少しているように思えます。
今後は地域にバス停のような「障がい者・高齢者乗降用駐車場」なるスペースが設けられ、施設のバスや介護タクシーなどが停車できるゾーンがあちこちにできるかもしれません。
クルマ好きの私としては家に駐車場が無くなるのは寂しい限りですが、世の中の流れを見極めて、新しい考え方・プランニングが出来るようにしておきたいものですね(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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