こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
子どもの頃のことを振り返ってみてください。
あなたはお母さんに気を遣って生きてきませんでしたか?
お母さんを怒らせないように良い子でいようと頑張ったり、悲しんでいるお母さんを慰めてばかりだったり・・・
自分の気分がお母さんの気分に左右されていなかったでしょうか?
余りにもそういうことが続いてしまうと、女の子は
「お母さんみたいになりたくないな」
と感じてしまうことがあります。
そうすると、自分が女性であることを喜べなくなってしまいます。
お母さんを嫌った分だけ、お母さんと同じ性に生まれてきてしまったことを嫌悪するようになってしまうんです。
「自分の女性的な部分を否定したい」
これがセックスレスの原因となることがあります。
セックスは、自分が女性であるという事実と嫌でも向き合わなければなりませんからね。
自分が嫌っている「女性」と直面せざるを得ない。
こんな苦痛はありませんよね。
だからセックスレスになってしまうんです。
それだけではありません。
恋愛や結婚など、セックスがついてまわる関係性も遠ざけてしまうことがあります。
そのため男性から好かれることを怖れるようになります。
自分のことを女性として見る人が怖いんです。
女性として意識されるのが困るので
「私のことを好いてくれるな」
というトゲトゲした雰囲気や、個性的すぎる雰囲気をまとってしまうこともあります。
なので男性が寄り付かなくなっていきます。
「え~、私、お母さんのこと大好きだけど?」
という方は、お父さんとの関係を振り返ってみてください。
お父さんは、日常的にお母さんを傷つけるようなことをしていませんでしたか?
浮気したり、働かなかったり、飲んだくれたり、暴力振るったり、多額の借金こさえてきたり・・・
苦労するお母さんを見て育つと
「男は女を傷つける生き物だ」
と思い込んでしまうことがあるんです。
そうすると、男性全般に対して嫌悪感、反発心を抱くようになりますから、親密感を高める性的なコミュニケーションは避けたくなりますよね。
パートナーから求められても、どうしても応じられないという人は、両親との関係性について振り返ってみてください。
もし
「家庭を省みないお父さん」
と
「不本意な生活の中で子どもを感情のはけ口にしていたお母さん」
という両親に育てられていたとしたら、パートナーとの仲をどうにかしようとしても、上手くいきません。
まずは、親との間で負った傷をケアすることをオススメします。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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