- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
ゆるキャラ総選挙の応援のPOPをたくさん作って下さいました
香港のCさんのこと
国の壁について
2002年から香港大学の日本語学科社会人コースで
日本文化や日本語を教えてきました
香港の方々には「カンナ」のことは話しませんでした
香港・中国の方には特に戦争に関係のある話はしませんでした
Cさんとは2006年にで逢いました
何回か日本や香港で日本文化や日本語のプログラムに参加して下さいました
2010年からCさんは札幌の語学学校に留学しました
東京で再会しました
1週間ほどホームステイしました
花見のシーズンでした
初めてのお花見を夜桜見物をしました
ひょんなことから
自然のなりゆきでカンナの話になりました
黙って聞いているかの女は
最初は受け入れなかったようです
しかし 彼女は その後 広島に行きました
資料館を見学してカンナの写真を実際に見て下さいました
たくさんの質問を私に投げかけました
出来うる限り丁寧に応えました
私の過去のカンナ・プロジェクトのブログを全て読んで下さいました
母国語でない言葉でです
そんなことを経てカンナを香港で咲かせることになりました
以前 日本文化や日本語をお教えした日本語学科の仲間にも
カンナをバトンして咲かせて下さいました
そうやって花を育てているうちに
その奥に在る想いが伝わっていったと思います
東北震災のときには70人の香港在住の人たちから
寄せ書きを集めて下さいました
カンナスマイルも数えきれないほど送って下さいました
HPを一緒に作りました
私のビデオをYouTubeにして下さいました
国の壁もしだいに越えていけると信じています
それには じっくりゆっくりとおつきあいすることだと思います
私はマナー講師として短大・大学・小中学校・企業で教えています
私の持論ですが
国際マナーは「相手の文化を知り受け入れること」です
しかし その前に
まず 自国の文化を知ることです
自国の文化を知り大事に思えてこそ
相手の国の文化も尊重できると思うからです
私がマナーの授業の中に日本文化をいれているのもそのためです
そしてお互いを受け入れ 想いを馳せ合う
カンナもマナーも日本文化も「恕」だと思うのです
「相手の身になる」ことだと思うのです
相手をわかろうとすることだと思うのです
想いを馳せることだと思うのです
写真はCさんがあつめてくださった「東北がんばって!」の寄せ書きです
2012年3月 東北に届けました