- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
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みんな注目!TVの行方 #4
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メディアと映画、ずっと楽しい関係。
TVの行方、これからのテレビは?
2008-08-15 08:50
帰省先や、旅行先でノートパソコンやウェブを見ている人も多いかと思います。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
さて、
「TVの行方、多メディア時代のテレビ」の第四弾のコラムです。
テレビとネットの違いは何ですか?
とよく聞かれますが、
結論から言うと、
「テレビは大まかに把握するメディア、ネットは詳細に理解できるカシコイツール!」
大雑把に言えば、これが概要です。
たとえば、ネットで人気のニコニコ動画を例にとります。
ニコニコ動画に見る、テロップの洪水。
この人気サイト、一度見てみるとよく判りますが、
なんだか変です、
普通の映像に慣れ親しんだモノとして、ちょっと違和感があります、
それは、画面の中に、テロップが押し寄せてくるからです。
画面にテロップをいれてゆく = ''つながってゆきたい''人たち、
自分の、残り香が、画面の中に、入り込む = ''表現したい''人たち
自分の姿が、形を変えて、番組と共有できる = ''参加したい''人たち
ということが、とても新しいことなのです、
従来のTVや映画では、制作者があり、監督があり、演出家がいます。
それが、自分自身が参加出来る、共感できる、可視化できるということが、
今の気分を表現する、「リアルの残り香」が21世紀的な未来系です。
その、自分を確認できる=「リアルの残り香」が、ネット時代の新しい表現形態なのかもしれません。
TVの行方も、
しっかり、じっくり、はっきり見るのではなくて、
だらだら見る、なんとなく見る、またはゆる〜く見る、
これが、自分の人生の中で展開される、「リアルな時間」でのささやかな幸せの時間を共有できる行為なのです。
「自分だけのしあわせ時間」
「自宅でリラックスしている空気を視覚化する!」
これが、今後展開される、
「TVの行方!」の新しいスタイルになってくるような予感がします。
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