箏（こと）と琴（こと）の違い

 こんにちは！

お箏（こと）の麗華です。

外国のことは詳しいのに日本のことはちょっとという方が多く、日本人でありながら日本文化の素晴らしさをしらないのは本当にもったいないです

まずはお箏にもっと親しんでもらえるよう、お箏のことをお伝えしますね

「箏」と「琴」の違い

「箏」と「琴」はよく混同されますが、別のものです。

「箏」は柱（じ）を用い、「琴」は柱（じ）を用いないものです。

皆さんが目にしてる十三絃の楽器は「箏（こと）」です

奈良時代に「箏」と「琴」が他の楽器と共に中国から伝来しました。

そして平安時代に貴族たちがこの「箏」と「琴」を愛好

源氏物語にも箏を「そうのこと」、琴を「きんのこと」と表現されてます。平安時代には弦楽器の総称として「こと」が使われていたようです。

それが、江戸時代に入ってから当時の人達があらゆる文物に「こと」を「琴」という文字で表現したため、現在でも「箏」と「琴」が混同されたようです。

（当用漢字には「箏」の字がなかったため「こと」といえば「琴」の字をあてられたともいわれてます）

お箏（こと）は絃の数が十三本あるところから「十三絃」とも呼ばれています

次回はお箏の形についてお伝えしたいと思います

◆お箏（こと）レッスン行ってます。

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桜箏（さくらこと）スクール

代表　　松井　千恵美　
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