こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
頼ったときに断られると、傷つきますよね。
この傷が人を自立させます。
「こんな思いをするくらいなら、もう二度と頼るもんか」ってね。
・頼ったのに断られる
・あてにしたのに、あてにならない
・約束したのに破られる
という経験を幼い子どもの頃に親との間で何度も繰り返されると、子どもはその原因を自分の中に探します。
「私のせいだ」
ということにしておけば
「私がいい子になれば、親の態度は変わるだろう」
というかすかな希望を抱けますからね。
でも、何をどう頑張っても親の態度が変わらなかったとき、子どもは「欲しがる」ということをしなくなってしまうことがあります。
欲しいと言っても、どうせ手に入らないなら、欲しいと伝えずにいた方が失望せずに済むからですよね。
そうやって育ってきた子がそのまま成長すると、人に対して何かして欲しいことがあっても、言い出せずに一人で抱え込んでしまいがちです。
失望する痛みを避けたいんですよね。
同時に、相手が察して、自発的に動いてくれることも期待します。
でも、相手が察してくれないと
「結局みんな私がやらなきゃならない」
と、相手に憤りを感じてしまうんです。
これは結婚した後も続きます。
多くの男性は、パートナーから頼られ、役に立ち、感謝されることで自分のことを誇らしく感じることが出来ます。
そして、パートナーが「失望させられる怖れ」を抱いていることなど知りません。
ですから、頼られないことで寂しい思いをするかもしれませんし、無力な自分を責めるかもしれません。
そして、自分を必要としてくれる女性の元へ走ってしまうこともあります。
頼ることができない女性にとって、こんなに苦しく、また怖いことはありませんよね。
でも、彼女たちがもっと怖れていることは、自分の要求を相手が叶えてくれることなんです。
意外ですよね。
でも、そうなんですよ。
だって、彼女たちは、欲しいものを要求してそれを手に入れるという経験を殆どしてこなかったんですから。
だから欲しいものが手に入ったら、どうしたらいいのかわからなくて怖いんです。
それで、ますます自分の要求を相手に伝えられなくなっていくんです。
頼るということは、結婚生活に必要なことです。
過度な自立は、円満な夫婦仲の妨げになります。
怖れを乗り越えて、夫を頼ってみませんか?
一人で頑張るのが心細いときには、カウンセリングをご利用になってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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