まてよ、
総額でいくらになるのだろう?
頭金はいくら出せばいいのだろうか?
果たしてローンは支払っていけるのだろうか?
様々な疑問と不安があなたを襲ってきます。
本来であれば、物件探しの前にしておくことなのですが
気に入った物件が見つかってから具体的に計算をされる方が
多いのです。
大事なところなので今週から5週連続でお送りします。
◆頭金はいくらが適当なのでしょうか?
頭金=貯金 ではなく 頭金<自己資金<貯金
なのはわかりますよね。
つまり
貯金とは
生活資金+住宅資金+教育資金+etcであり、
住宅資金のことが自己資金をさします。
自己資金とは
頭金+諸費用(保証料+火災保険料+仲介手数料+登記料引越し代+家具代など)
です。
つまり、自己資金の一部が売買代金に充当する「頭金」にあたります。
頭金は物件価格の約2割が理想と言われていますが
実際には2割入れられる方はむしろ少ないです。
自己資金を2割貯めるよりも、今の家賃負担がもったいない
という方が大半です。
親と同居されている方や社宅に住んでいる方は
比較的自己資金が貯めやすいとは思いますが、
賃貸に住んでいる方は貯めている間の家賃代が
ローンにまわせれば残債が少なくなるという考えの方が多いのです。
人によって動機はさまざまですが、家賃負担は理由の1つに必ず入っています。
ですので頭金がなくパーフェクトローンを組む方も多いのです。
「頭金なし」「月々の支払いは家賃並み」というセールストークに
踊らされてはいけません。
計画なしに貯金の大半を頭金に充当したり、金利が低いからといって
頭金なしで購入に踏み切る前に、しっかりと諸費用をいれた資金計算をして
今後数十年の住宅ローンの返済を考えた購入計画をたてましょう。
それでは諸費用はだいたいいくらかかるのでしょう?
次回に続く・・・