- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、皆さんは、ASEAN(東南アジア諸国連合)で、人口が第2位の国はどこか、ご存知ですか?
ASEANは、1967年の「バンコク宣言」によって設立され、原加盟国はタイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5か国でした。
その後、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアが加盟し、現在は10か国で構成されています。
この中で、飛び抜けて人口が多いのが、インドネシアで2億5千万人です。
では、2位はどこかというと、、、答は「フィリピン」
先日、フィリピン政府が、人口が1億人を突破したとの推計を発表しました。
2010年の国勢調査では、約9300万人だったので、年率約2%の人口増加をしている計算です。
また、国連の人口中位推計によれば、フィリピンの人口は2028年には1億2300万人に達し、日本を抜くとみられています。
ASEAN第3位は、ベトナムで約9000万人の人口がいますが、ベトナムと比べてもフィリピンの平均年齢は23歳と突出して若く、今後の経済成長に期待が持てる国として挙げることができるでしょう。
今までも、人口の増加率や平均年齢の若さなどによる「人口ボーナス」から、インドネシアやベトナムなどは、投資対象とされてきました。
※ちなみに、私も5年以上前から投資を行っています。
ただ今後は、フィリピンも、人口動態でみる限りは、経済成長が見込めそうです。特に、中長期的に投資をする方は、今から“仕込み”をされても面白いかもしれません。
但し、新興国経済は、乱高下があるので、あくまで投資信託のようなファンドで、「積立投資」を基本としてください。
私も、先日、10年以上積立投資をしてきた、当時の成長株であった“BRICs”をすべて手じまい、「利益確定」をしたところです。
中長期で「資産運用」を考えられる方は、経済発展の見込める新興国への投資も、一部組み込んでおくと、将来の“楽しみ”となるでしょう。
ただし、あくまで単一国は、投資の一部で考えてください。
基本は、「アセットアロケーション(資産配分)」を考えた「ポートフォリオ運用」が“鉄則”です。
それでは、今週も穏やかな日をお過ごしください。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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