夫婦の絆を強める住いづくり 〜その1〜 つづき - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

横山 彰人
株式会社横山彰人建築設計事務所 
建築家
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夫婦の絆を強める住いづくり 〜その1〜 つづき

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『建築家となら望みどおりの家が建つ』 建築家が明かす家づくりの極意 6-1
二人だけで過ごす老後が長いからのつづき


「メシ・フロ・ネル」 の三語に象徴されるように、子育てが終って、定年を迎え夫婦二人になっても、夫は語るべき言葉を持ちません。夫婦のコミュニケーションを先送りし、直視せずに済ませてきた夫婦の関係性が剥き出しになってしまうといってもいいでしょう。


会話は続かず、家で過ごそうとしても居場所もなく、時間の過ごし方も知らないため、一人になれる書斎が欲しいという声も多い。こんな状態のまま、20年30年、同じ住まいの中で過ごさなくてはならないという悲しい現実も、高齢化社会のもう一つの大きな側面でもあるのです。


子どもを基軸にライフサイクルを考え、ローンの返済を組み立てて、住まいを購入したり人生を設計していくより、夫婦を軸にしたライフスタイルを考えていかなくてはならない時代が、既に来ているのではないかと思います。



住宅問題は家族間題です。



夫が妻との気持ちの食い違いに気づき、老後を過ごす空間を積極的に作ろうとすれば、状況は大きく変わり得るのです。住まいの建替えやリフォームによって、崩れかけた夫婦の粋が強まったり、生きる活力が湧いて暮らしが楽しくなったという例もたくさんあります。


高齢化社会や自分の老後を見つめるということは、夫婦や家庭を見つめることであり、そして''住まいを見つめ直す作業''でもあります。




次回『夫婦の部屋の考え方』につづく・・・



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