- 田崎 寛子
- 脳トレスクール「アバカス速算」
- 兵庫県
- 塾講師
対象:子供のお稽古
- 田崎 寛子
- (塾講師)
- 田崎 寛子
- (塾講師)
未成年者の犯罪のニュースをTVや新聞などで見るたびに、知育偏重の影響もあるのでないかと思うことがあります。
勉強さえしていれば、人の嫌がる言動をしてもいい、小さいころの道徳教育やしていいことと悪いことの根本的なしつけが置き去りにされているのではと感じます。
人を差別するようなことを平気で言う子供もいます。
子供のころに、親から思いやりの心など教えてもらってきていない、かわいそうな子供だなと思います。
そろばん教室のご父兄の方の中にも、「○○君とは同じクラスでは自分の子供の練習の邪魔になるので別のクラスにしてください」というようなことを言われる方がいらっしゃいます。
が、そういうご家庭のお子さん、実は他の生徒より騒いでいることが多いものです。
親の前で、いい子になっている場合もあります。
将来のためにも、もちろん勉強はできないよりできるほうがいいでしょう。
でも、もっともっと人間として大事なことを忘れてきているように思います。
チック・脱毛癖・虚言癖・答えの丸写し・・・・長年子供を見ていると子供の問題行動の陰には必ず何らかの原因があると感じています。
親からの過度の期待・他の子供や兄弟と比べる・忙しくて愛情不足・・・・・
「躾を教室でしてください」と言われるご父兄もあります。
もちろんその都度注意などしていますが、教室で子供たちと接するのはわずか週1~3時間程度です。
「三つ子の魂100まで」と言います。
やはり、基本的なしつけは各ご家庭にあると思います。
おギャーと生まれたときは皆同じですが、環境やいろんな要因があって子供も変わってきます。
犯罪はもちろんいけないことですが、そういうところまで追い込んでしまっているのは周りの大人にも一因があるのではないでしょうか・・・・・・・
「あるがままを認める」
「みんなちがってみんないい」(金子みすず) 私の好きな言葉です。