荀彧【コーチ列伝】 - コーチング全般 - 専門家プロファイル

黒木 昭洋
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荀彧【コーチ列伝】

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読み物 コーチ列伝(歴史上の英雄、サッカー監督etc)


『至弱をもって至強にあたる』

(弱兵を持って、強兵に当たるという非常に困難な状況という意味)

有名な言葉ですね。中原の天下分け目、袁紹との官渡の戦いで主君曹操に荀彧という曹操の参謀がしたアドバイスの一部です。


当時10分の1の兵力で、曹操は袁紹と対峙をしなければいけない状況でした。

曹操とは大変優れた人物でしたが、この時ばかりは弱気になり、曹操が荀彧に撤退をしようかという相談をしました。

それに対し荀彧は「現在は至弱をもって至強にあたるという大変困難な状況ですが、粘り強く耐えていれば必ず状況は変わります。弱気にならずに今は耐えてください」という趣旨のアドバイスをします。

その言葉もあり、曹操は少ない兵力で粘り切り、千載一遇のチャンス(烏巣の兵糧を焼き払う)を得て、大勝利を得ます。


では何故荀彧は曹操に前述のアドバイスができたのでしょうか?

冷静に考えれば、撤退を受け入れても仕方がない状況です。

それにもかかわらず、大変冷静なアドバイスをしていますよね。


私見もたぶんに含まれますが、以下2点があげられると思います。


冷静な人物比較

彼は曹操と袁紹の人物自体を見極め、それに基づきアドバイスをしていたと思います。

袁紹は、河北に一大勢力を築きあげた、とても力のある人物でした。

しかし人物評としては、「よく言えば慎重、悪く言えば愚鈍、とにかく腰が重い」といわれていました。

そんな彼なので、勝負所を逸する可能性が高い、そこを乾坤一擲で突けば勝てるだろうという勝算があったものと思われます。


彼我の戦力の冷静な比較

少ない兵力で曹操は弱気になっていました。

そんな折に「撤退」をしても、負けて撤退という事実になるだけ。

士気はさらに落ち、大兵力の前に難なく踏みつぶされるだけ…。


曹操は当時、本拠地に戻りそこにこもるという戦術を取ろうとしていたようです。

「こもる」とは援軍の見込みが立ってこそ、有効な戦略。

その見込みが当時立ちませんでした。

ですので踏みとどまって、小さな勝ちを拾い、勝負所を逃さないようアドバイスをしたと思います。



以上のように「人物」「戦力」という事実を踏まえたうえでの冷静なアドバイスが、勝利に導いた一つの要因だと思います。

荀彧が曹操に事実を認識させたうえで、勝つためにどのような戦略をとるかという決断を後押ししたことが勝因だと思います。


このように「事実」の認識、成果を出すための「アクション」を後押しをする、これはコーチとしての大事な資質です。

戦乱の世を勝ち抜く助けをした参謀はまさに有能なコーチということができるのではないでしょうか?



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