◆それができないから、悩んでいるのに…。～ファイリング～

インテリアコンサルタントの石井純子です。
ライフオーガナイズからインテリアコーディネートまで、ステップに応じてアドバイスしています！

公共料金の領収書、子どもの学校のプリント、保険の資料、家電のパンフレットに、いつか作るかも、と切り抜いたレシピ。

家庭の中にも、案外書類は多いものです。

書類の整理＝ファイルにまとめる

と、当然のように思っている方も多いですね。

ファイルにまとめておくことを、ファイリングと言いますが、この言葉自体、事務的で難しそうな印象です。

ファイリングでは、自分なりに項目分けをして、分類をするのですが、これがまた厄介です。

大雑把な分類がいい人もいれば、こと細かく分類したくなる人もいますね。

ライフオーガナイザーは、ここでも利き脳を考慮することがあります。

ざっくりと含みのある言葉や、気持ちにつながるような言葉で分けると上手くいきやすい方は右脳タイプに多いです。

例えば、「学校関係」　「町内会」　「食べたいもの」　「行きたい！」などなど。

一方の左脳タイプは、詳細に分類したくなる方が多いかもしれません。

例えば、「○子　1学期学年便り」　「○子　スイミング資料　７月」　「イタリアン（港区）」　「温泉（伊豆）」などなど。

一般的に、左脳タイプはファイリングが得意な方が多いと言われます。

ですが、分類を細かくしないと気が済まなくて、収拾がつかなくなり、投げ出してしまうこともあるのではないでしょうか。

私が学生時代から集めていた、レシピの切り抜き。

もう20年以上の年季ものです。

素材別にファイル分けしています。

でも、メインの素材が複数ある場合、困るんです！

そんな時は、自分の中でメインと思う方に入れています。

とにかく、納得できるルールや基準が明確であること。

それが左脳タイプの分類のポイントになるようにも思います。

そして、利き脳に関係なく、ファイリングが苦手なら、ファイルにこだわる必要はないかもしれません。

大きめのクリップで留めるだけでも、結局は困らなければ良いわけです。

色付きのかわいいクリップで、書類整理が上手くいって楽しくなった、とう方からの報告もいただきますよ。

実は私も、ファイルそのものの厚みが、中の書類よりも厚いのではないかと気づき、スペースの無駄だと感じることもしばしば。

書類の整理は、必ずしもファイリングがベストとは限らないですよね。

それから、ファイルや書類は立てるのが当然！

と思っている方。

寝かせたって良いのです！

横積みも立派な手法の一つ。

横向きなら苦ではない方もたくさんいます。

こんな、縦でも横でも使えるケースも便利ですよ！

整理も収納も、答えは一つではありません。

誰もが同じやり方で、うまくいくとは限らないですからね。

その時に、自分の利き脳を知っておくと役に立つかもしれません。

困ったら、ライフオーガナイザーにご相談を！

そして、利き脳の活かし方に興味が出たら、もう少し詳しく知ってみましょう！

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誰かの真似ではなく、それが当然だと思っていたことだけでもなく、ぜひ自分のやりやすさを探してみましょう！