屋根のリフォーム・修理で絶対に失敗したくない方へ【特集】(全7回特別講座) 第二項 - 屋根塗装・屋根リフォーム - 専門家プロファイル

森 幸夫
低コスト・リフォーム研究会 
埼玉県
代表

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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屋根のリフォーム・修理で絶対に失敗したくない方へ【特集】(全7回特別講座) 第二項

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第二項『屋根のリフォームする判断基準』



屋根の葺き替えで失敗しないために、最初にしらなければいけないこと。
それは、『自分の家の屋根がリフォームする必要があるのかどうか』ということです。

■最近、雨漏りがした
■天井や壁にシミががある
■瓦がズレて落ちそうになっている
■屋根が割れたり、ズレたりしている
■屋根の色が変色している
■屋根にカビやコケが発生している
■屋根がサビている


このような分かりやすい現像がある場合は、すぐにでもリフォームが必要なことはいうまでもありません。
しかし、このような現像がでていない場合は、リフォームをするべきかどうか、よくわからないと思います。



そこで、屋根材ごとに寿命の目安をご紹介致しますので、是非参考にして頂ければと思います。




■陶器瓦

陶器瓦の寿命の目安は、半永久的と言われていますので、建物よりも長持ちします。

但し、陶器瓦は非常に重くズレやすいため、定期的にズレていないかをチェックしておく必要があります。

点検の目安は10年ごと。
費用は点検だけなら3万円くらいでしょう。



■コロニアル(スレート)

コロニアルとはセメントに繊維質を混ぜて成型したもので、最近の建売住宅などは非常に多く用いられています。
放っておくと、10~15年で表面がはげて白っぽく見えてきます。
塗膜が剥がれると劣化するスピードが速くなるので、3~5年ごとに塗装が必要となります。
(ただし、塗装意外と方法もあります。後程ご紹介致します。9


ちなみに2001年12月以前に製造されたコロニアルには、現在問題になっているアスベスト(石綿)が含まれているものがほとんどです。

これが劣化してくると、アスベストが飛散して家の中に入り込み、人体に悪影響を及ぼす可能性もありますので、早めの対応が必要です。



■トタン

トタン屋根の場合は、10~15年経つと下地が灼けて風化してしまっているケースが多いので、塗装ではなく葺き替えをお勧めします。

また、経済的な面からといってもトタンは断寝る効果が非常に悪く、光熱費が高くつきますので、
トタン意外の屋根材の使用をお勧めします。




以上が一般的な屋根材の寿命ですが、ここで私が声を大にして申し上げておきたいことは、
『築20年以上の住宅で、かつ、瓦屋根にお住まいの方は、早めに屋根リフォームをご検討された方が良い』
と進言させていただきます。

この理由については、事項でご説明いたします。



第三項は『それぞれの屋根材の良い点、悪い点』です。

ではまた次回をお楽しみに!




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