- 森 幸夫
- 低コスト・リフォーム研究会
- 埼玉県
- 代表
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
屋根の葺き替えで失敗しないために、最初にしらなければいけないこと。
それは、『自分の家の屋根がリフォームする必要があるのかどうか』ということです。
■最近、雨漏りがした
■天井や壁にシミががある
■瓦がズレて落ちそうになっている
■屋根が割れたり、ズレたりしている
■屋根の色が変色している
■屋根にカビやコケが発生している
■屋根がサビている
このような分かりやすい現像がある場合は、すぐにでもリフォームが必要なことはいうまでもありません。
しかし、このような現像がでていない場合は、リフォームをするべきかどうか、よくわからないと思います。
そこで、屋根材ごとに寿命の目安をご紹介致しますので、是非参考にして頂ければと思います。
■陶器瓦
陶器瓦の寿命の目安は、半永久的と言われていますので、建物よりも長持ちします。
但し、陶器瓦は非常に重くズレやすいため、定期的にズレていないかをチェックしておく必要があります。
点検の目安は10年ごと。
費用は点検だけなら3万円くらいでしょう。
■コロニアル(スレート)
コロニアルとはセメントに繊維質を混ぜて成型したもので、最近の建売住宅などは非常に多く用いられています。
放っておくと、10~15年で表面がはげて白っぽく見えてきます。
塗膜が剥がれると劣化するスピードが速くなるので、3~5年ごとに塗装が必要となります。
(ただし、塗装意外と方法もあります。後程ご紹介致します。9
ちなみに2001年12月以前に製造されたコロニアルには、現在問題になっているアスベスト(石綿)が含まれているものがほとんどです。
これが劣化してくると、アスベストが飛散して家の中に入り込み、人体に悪影響を及ぼす可能性もありますので、早めの対応が必要です。
■トタン
トタン屋根の場合は、10~15年経つと下地が灼けて風化してしまっているケースが多いので、塗装ではなく葺き替えをお勧めします。
また、経済的な面からといってもトタンは断寝る効果が非常に悪く、光熱費が高くつきますので、
トタン意外の屋根材の使用をお勧めします。
以上が一般的な屋根材の寿命ですが、ここで私が声を大にして申し上げておきたいことは、
『築20年以上の住宅で、かつ、瓦屋根にお住まいの方は、早めに屋根リフォームをご検討された方が良い』
と進言させていただきます。
この理由については、事項でご説明いたします。
第三項は『それぞれの屋根材の良い点、悪い点』です。
ではまた次回をお楽しみに!
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