- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
世界各地7月第三週の株価、国債利回り、商品先物価格及び商品指数の騰落率を紹介します。
騰落率の対象は2014年7月18日÷7月11日です
(休場などの理由で当日の数値が無い場合は前日・前々日等日を遡っています)
下図は、ヨーロッパStoxx600(黄色)、S&P500と世界株価指数(先進国)の推移です。
期間は2013年9月30日から2014年7月18日です。
図で確認できるのは、先進国株価指数と連動性の高かったStoxx600t@
6月中旬以降値を下げていることが解ります。
既に4%差が開いていてます。
一方S&P500は収支世界株価指数を上回り、こちらは4%以上上回る状態です。
先週は、週中にNYダウも最高値を更新しています。
米国景気の力強さが確認できる値動きでした。
先週は、世界的に株価の下落が目立った週でしたが、今週は、ウクライナでのマレーシア航空機の撃墜でロシア・親ロ派の関与が疑われ、中東ではイスラエルがガザ地区に進行するなど、大きな地政学的リスクが露わりなりながら、株価は小幅ながら上昇しています。
オールカントリー株価指数は+0.47%、世界株価指数も0.47%上昇、Stoxx600も0.82%の上昇を果たしています。事件を切掛けにウクライナ問題が解決に向かうとの期待によるものでしょうか。
エマージング指数も0.48%上昇し、渦中の中東地域ブルンバーグGCC200指数は0.77%上昇しました。
先週が下げ過ぎたとはいえ、楽観ムードが織りなす1週間であったと感じています。
★主要株価指数週間騰落率
先進国の株価指数、NYダウが7月16日に最高値を更新、先週とは一転し、下げたのは3指数だけでした。
上昇1位は 中国の指標が予測を裏切る上昇で、それを受けた形で香港のハンセン指数で、5.49%の上昇、2位はイスラエルのテルアビブ100指数が2.20%の上昇、3位はフィンランドのOMXヘルシンキで1.90%上昇です。
下落した3指数、下落率1位は日本のジャスダック指数で-0.48%、2位はオーストリアのATXで-0.40%、3位はスペインのIBEX35で-0.11%でした。
トップ同士の差は5.97ポイントでした。
シカゴのVIX(恐怖)指数は、12.08から、12.06とほぼ横ばいでした。
新興国・フロンティア諸国の株価指数も上昇したものが多く、上昇1位はアラブ首長国連邦のドバイ金融市場総合指数で7.18%、2位はブラジルのボペスパ指数4.06%、3位はトルコのイスタンブール100指数の3.72%でした。
下落した1位がロシアでRTSIの-7.73%、2位はアルゼンチンのメルバル指数で-1.82%、3位はチェコのプラハPX指数で-1.71%でした。
上昇・下落トップ同士の差は14.91ポイントありました。
★10年国債利回り(長期金利)
多くの株価指数が上昇する中。長期金利利回り=10年国債利回りは下がっています(国債価格は上昇)。株価も上昇、国債価格も上昇という状況で。原則論と離れた、株価・債券高の現象です。
リスクオンで株価上昇、リスクオフで債券高が通常です。
★商品先物価格及び商品指数
ウクライナ・ガザ、問題の早期解決が図られると考えているのでしょうか、金・銀貴金属は値下がりし、原油も小幅な値上がりです。
CRB指数、日経商品17種も横ばいでした。
文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
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『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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