心の不調者を出さないためにできること その4 - 毎日のつらさ - 専門家プロファイル

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心理カウンセラー

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茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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心の不調者を出さないためにできること その4

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メンタルヘルス

こんにちは。

産業カウンセラーの萌ちゃん先生です


昨日は、

病気の早期発見、早期対応について


いつもと違うことに気づくことが

大切というお話をしました。


では、

気づいたらどうするか





『声掛け』


です。


何も難しいことは要りません。


「いつもと違うと感じている」

と伝えるだけでもいいし、


「何かあったら

いつでも相談に乗るね」


とウェルカムな姿勢を

示すだけで十分です。


「悩みあるんじゃないの?

聞かせてよ」

と入り込む必要はありません。


自分を見ていてくれている

自分を気遣ってくれている


これだけ伝われば

大丈夫です。


声掛けは、

日常会話の延長線上にあります。


いつも話しかけてこないのに

急にどうしたの!?


と警戒されては逆効果。


いつもコミュニケーションを

とっていない人に


自分の悩みを打ち明けようとする人も

なかなかいないと思います。


でも、


普段あまりコミュニケーションが

取れていないのだけど、


最近、職場の人が

様子が違うので心配だ


そんな時は、


「最近、休みがちだけどどうかしたの?」


「仕事にミスが続いているけど、

何かわからないことある?」


といった具合に、

事実にもとづいた問いかけをしてみてください。


様子を見ているだけでは、

何もしないのと同じことです。


声掛けしても

何も話してくれないかもしれません。


そんな時

話させようと無理強いは禁物です。


そして、あきらめずに

継続的に声を掛け続けて下さい。


それでも、

何も話してくれないようなら


一人で抱え込まずに


上司に、または、

管理者の方であれば


産業保険スタッフや健康管理室などに

是非伝えてください。


なにか大きな出来事や

悩み事がないと


相談に行かれないと

思っている方が多いですが、


そんなことは、決してありません。


こんなことが気になっている

という話で十分です。


声掛けによって

その方が、心のうちを話してくれたら、


アドバイスをせずに

しっかり気持ちを受け止める


ことが大切です。


明日は、予防の最終段階について

お話します。



萌ちゃん先生でした



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(東京都 / 心理カウンセラー)
一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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