心の不調者を出さないためにできること - 毎日のつらさ - 専門家プロファイル

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茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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心の不調者を出さないためにできること

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メンタルヘルス

こんにちは。

産業カウンセラーの萌ちゃん先生です


産業カウンセラーの

大切な役割に


みんなが活き活き仕事ができる

環境を作ること


があります。


メンタル不調者を出さないために、

段階に応じた関わりが必要になってきます。


予防3つの段階です。




その3つの段階について

今日から少しずつ


お伝えしたいと思います。


まず、最初に第一次予防。


病気にならないために

予防する段階です。


ここが、もっとも重要な部分

だと思っています。


心の問題は、一度発症してしまうと

長い期間、多大な負担がかかります。


そうならないための施策が大切。


そこで取り組むのは、

まず、ストレスへの気づきです。


自分がストレスを受けていることに

気づかない方


本当に多いです。


日常生活の中で感じる

マイナスな気持ちを


話してもらうワークなどを行うときに


全く腹が立たないとか

全然イライラしないとか


おっしゃる方が

時折いらっしゃいます。


悟りの境地?


ワークの時、言いたくないなら構いません。

でも、本当にそう感じていたら?


かなり危険だ!と思います。


私たちは、生きていくうえで、


楽しいことも

嬉しいことも


ありますが、


それ以上に


辛いこと

悲しいこと

我慢していることが


あると思います。


それを全く感じない?


それは、

自分のこころの声に鈍感になっているせい。


私たちは、小さいころから

他者優先の教育を受けています。


謙虚ともいえるべき美しい考え方

だとは思いますが、


度を過ぎてしまうと害になります。



他者優先ってどういうこと?


簡単に言えば、

自分が我慢して丸く収まるなら

我慢するということです。


たとえば、

☆A学校に進学したいと思っていたのに

親は、反対。


B学校でないと学費は出さないといわれ

しぶしぶB学校に進学する。


☆家庭の主婦が

「今晩、焼き魚が食べたい」と思って

買い物をしてても


お肉がないと「おかずは?」という

家族のことを思い出して

肉を買い、肉料理を作る。


☆グループで、食事に行くとき

「私はなんでも良いから、みんなに合わせる」

と主張しない。


このようなことを日常的に繰り返し


自分の気持ちを

後回しにしていくうちに


自分でなくて

相手優先に考えるクセがついて


本来、自分がどう思っているのか

どう感じているのか

何をしたいのか


さえもわからなくなることがあるのです。


誰かと入ったレストランで

相手が決めるメニューが気になり


相手が決めるまで

自分のメニューがなかなか決まらない方


この傾向が強いです。


お互い違うものを食べられるのが

利点でもあるレストラン


自分軸で考えていいのです。


本来の自分の感情に気づき


好きなものは好き

嫌なものは嫌と感じる心を


取り戻すことが必要です。


この続きは、また明日。


萌ちゃん先生でした



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(東京都 / 心理カウンセラー)
一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

メンタルアップマネージャ認定機関

働く人が一番ストレスを感じるのは、人間関係であることが厚労省データからも明らかです。人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの生きたスキルが身につく、ワークショップ型研修をご提供します。

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