- 大野 萌子
- 一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
- 東京都
- 心理カウンセラー
こんにちは。
産業カウンセラーの萌ちゃん先生です
今朝、ラッシュ時の急行電車に乗りました。
すでに鮨詰め状態の
車両に乗り込む直前、
わっと恐怖に襲われました。
お腹もきゅっと痛くなって、
乗れないかな…
という恐怖を感じつつも
押し流されるように中へ。
案の定、息が吸えない。
冷や汗が出る。
苦しい。空気が薄い。
ダメだ…
落ち着こう。
気を紛らわせるために
取り出した携帯の電波が微弱
最悪…
と戦いながらも
なんとかやり過ごしました。
こんなふうに思う日もありますが、
最近は、無事に乗車できています。
実は、ここ数年、
私は、朝のラッシュ時の
急行電車に乗れませんでした。
電車に乗れない。
パニック障害?!
私はそうは思いません。
疲れているとき
寝不足のとき
体調が思わしくないとき
大きな心配事や悩み事があるとき
ぎゅうぎゅう詰めの狭い空間にいれば
誰だって少なからず不快になり
場合によっては、
具合が悪くなって当然です。
それが、病気だったら、
世の中、病人だらけ。
私もこの症状で、病院に行ったことも
薬を飲んだこともありません。
その頃、
私の心に大きな負担がかかっているのが
わかっていたし
その負担がすぐに解決されないことも
わかっていました。
心に負担がかかり
体調に影響を及ぼすことは
ごく自然なことで
健全なことだと思います。
でも、それじゃ仕事に行けないのでは?
そんなことはありません。
私は、次のことを実行しました。
まず、途中下車しても遅刻しないよう
所要時間プラス30分以上早く家を出ます。
急行や特急に乗らずに各駅停車に乗ります。
グリーン車のある線は、グリーン車を利用します。
(料金はかかりますが、休むより行くこと優先です。)
どうしたら行けるかを考えて
出来る限り実行しました。
無理やりその症状を取ろうとすると
苦しくなるだけ。
その症状があっても、大丈夫なように
考えていく方が大切だと思います。
無理に排除するよりも
上手く付き合う。
渦中にいれば、苦しくて
何とか早くと思いますが
時間も大切なケアの一つ。
時間はかかりましたけど、
私の場合も、自分の問題が解決され
心の負担が軽くなっていくのと同時に
不快な症状も並行して
良くなっていきました。
人間には、自分らしく生きていく
回復力が備わっていると信じています。
萌ちゃん先生でした
このコラムの執筆専門家
- 大野 萌子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- 一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
メンタルアップマネージャ認定機関
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