孫権・三国志【コーチ列伝】 - コーチング全般 - 専門家プロファイル

黒木 昭洋
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閲覧数順 2016年12月09日更新

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孫権・三国志【コーチ列伝】

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「三日なれば、即ち更に刮目して相待つべし」

メンバーにこんなこと言ってもらいたいですね。


時代は三国志、呂蒙という呉の孫権の配下の武将が同僚に言った言葉です。

「男子たるもの三日合わなければ、成長しているもの。次に会う時には目をこすって迎えなくてはならない」

こんな意味ですかね。彼の場合は無学だったところが読書により見識が高まるという「成長」をしました。


何故呂蒙はそんな言葉を言うほど「成長」をしたのか。

そのきっかけになったのが主君である孫権の言葉です。


もともと無学であった呂蒙。武辺の人だったようです。

そんな呂蒙を「成長」させようと孫権は接していたようですが、「軍務が忙しくて儒教や歴史などは勉強ができない」と言い訳をしていました。

そこで孫権が、「私は、なにも研究して博士になって欲しいというのではない。ただ、書物を読み歴史上の事などを広く見渡してみてはどうだろうか」「お前は忙しいと申すが、私はどうだ。『詩経』『書経』などの古典、『史記』『漢書』などの歴史書や、兵法に関する書物も読み、今ではずいぶんと役に立いておる。学問をすれば必ずものになる。」


この言葉を受け入れ、彼は発奮し、読書にいそしみ見識を上げ後を代表する名将に育ったわけです。

そして冒頭の言葉は、そのように見識を上げた呂蒙に驚いた同僚である魯粛に言った言葉です。


呂蒙はその後、呉の総司令官になります。

蜀の関羽も彼を高く評価し、彼が総司令官であるうちは決して油断をしなかったと言います。

もともと呂蒙にも素質があったのだと思うのですが、ここで注目したいのは孫権です。

孫権のアドバイスがなければ彼のその後の成長はなかったでしょう。

そこに孫権のすぐれたコーチとしての素質を見ます。
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<優秀なコーチの条件>

 1.ニュートラルであること(思いこみが無いこと)

 2.人の話をよく聞くこと

 3.質問力があること

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やはり1と3の点でしょう。

「無学≠勉強しても無駄」という先入観を捨ててアドバイスをしたこと、

無学な彼を博識にするまでの勉学に打ち込ませるような「問いかけ(質問)をする力があったこと

ここが素晴らしいと思います。


孫権と呂蒙の関係は現代に置き換えるとまさに「上司」と「部下」です。

組織の成功のために部下の優れた能力を引き出す、伸ばす、そんな能力の一つがコーチとしての条件でもあると思います。

そんな示唆にも富んだエピソードですね。


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