- 松原 好克
- 日刊美容液新聞 編集長
- 岐阜県
- スキンケアカウンセラー/美容液研究家
今日もお付き合い下さい。
目周りの皮膚は薄いため、手入れで傷みやすい部分です。
まず、アイメイクの落とし方に注意しないと、肌の悩みを増やすことになるでしょう。
最近のメイク料は技術が進み、水や汗などで落ちない強力なものが増えています。
特に、アイメイクを落とす専用のアイメイクリムーバーがありますが、これは注意が必要。
アイメイクリムーバーは、通常のクレンジングでは落とせないメイク用に作られているため、洗浄力(界面活性剤)が強力です。
日常的な使用により角質層の水分を低下させ、乾燥を招くことになるため、目元だけが乾燥するという人は、これが原因になっている場合が多いようです。
さらに、アイメイクが落ちにくいために、無理やりコットンで擦ることでシミになります。
(皮膚は慢性的な摩擦が加わると黒ずむ)
最近は、擦らなくてもお湯で簡単に流し落とせるのものがありますので、活用しましょう。
この逆の、メイクをする際も要注意。
アイラインを引くときに、皮膚を引っ張るとシワの原因になります。
ただでさえ、長年の瞬きにより目周りのコラーゲンが弾力を失い、切れたり伸びたりすることでシワができやすいのに、引っ張る刺激を加えることで、その衰えをさらに加速させてしまいます。
一番良いのは、目周りのメイクは軽いものにする、またはアイライナーを使わない日を作ること。
これらの肌への刺激によるトラブルは、気付いてからでは時すでに遅し…
と、覚えておいてください。
毎日の繰り返しで少しずつ現れてくるため、原因がわかっていない人がほとんどで、その後も続けていき、さらに目周りの悩みを増やしてしまっているのです。
メディアから流れてくる情報は、流行の美容法や最新の化粧品ばかりが目立ちますが、肌への刺激を最小限に食い止めることが、10年後の美肌を左右すると言っても過言ではありません。
美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非今後もこのコラムをご覧ください。
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