一番のり戦略の功罪、 光と影 #3 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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閲覧数順 2016年12月06日更新

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一番のり戦略の功罪、 光と影 #3

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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 ブランドに仕組まれた罪
東京地方は猛暑が続いています、
本格的な夏が来ました!

エスオープランニング、山藤(サンドウ)です、

ベンチャー経営術、イマ〜戦略系、として、''ブランドに仕組まれた罪''シリーズ、第三弾です。
一番のり戦略の功罪として、前回は、

一番乗り戦略は、



それ自体が、戦略ではなく、最初に市場に参入することで得た''優位な地位''をもとに、
より大きな利益を獲得する、長期的で持続的な戦略を持つことのほうが、''一番重要なこと''です。
と書きました。
もはや、
「早い者勝ちは、神話に過ぎない」という、ロンドン・ビジネススクールの''マルキデス教授''は、経営力のある、''二番手企業の時代''といいます。

理由は、


情報入手や開発のコストが、先発企業より低下し、先発がつまずいて市場の問題点も把握できるから、と言います。

そして、それを全世界にPRするブランド戦略、''広告の力''も、大変重要になってきています。
一度、刷り込まれた情報は、脳内に長く持続することもわかってきましたし、
それこそが、ナンバーワン企業か''オンリーワン企業''かを左右する、ビジネスのキモになってくるのです。

ブランドに仕組まれた罪シリーズの第一回に書きましたが、

今、話題の携帯電話、iPhoneを例にとると、



こちらは、「アップル社」が初めて出す携帯電話ですが、
インターフェースが世界基準となっており、
日本の小さな島国で、チョロチョロとがんばっている日本企業を尻目に、世界中で愛され、使用されています。

その基幹部分のプログラムやインターフェースも世界共通という戦略です。

一番乗り戦略とは、ちょっと違いますが、
一番手をめざすというよりは、世界で1つだけのブランド性、キャラクター性を追求するという
ブランド戦略が見事に成功している、好事例だと思います。

技術力が高いことは、もちろん必要条件ですが、
障害を取り除いて、勝ち組を形成する「+アルファの仕掛け」を作ることができるか?


そのことが、一番大切なとこなのです。


参考資料、日経新聞、2008/3/10第(5面)記事より。

オールアバウト/専門プロファイル、山藤