- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
販促DM制作の具体的な作成事例に関してお話していきます。
前回の復習ですが、実際に成功している販促DMのポイントは
以下になります。
■販促DMの目的が明確になっている
■顧客管理により、販促DMのターゲットが明確になっている
■販促DMの内容に工夫がされている
■常に効果測定を実施し顧客ターゲット・掲載内容・特典を変化させている
今回は、販促DMの効果測定と顧客ターゲット・掲載内容の見直しに関して
コメントしていきたいと思います。
ところで、皆さんは、販促DMを実施した後に、しっかりと効果測定を実施
されていますか?
簡単な話ですが、販促DMに関しては、顧客リスト(名簿)があって初めてDM
送付が出来るわけであり、この顧客リスト(名簿)が常に新鮮な状態である
必要性があります。例えば、あて先不明や転居先不明で戻ってきてしまった
DMの顧客リストは逐一、削除していますか?これを実施しないと、毎回、余分
なコストをかけて販促DMを送っていることになってしまいますので、気をつけ
てください。
また、反応してくれたお客様(例えば、特典付きのハガキを持参してくれた)
に関しても、チェックしていますか?このお客様は、販促DMに対して直接的に
反応してくれたお客様ですので、ある意味、DMに反応する優良な顧客という
ことが出来ます。また、顧客管理を実施しているのであれば、このDMを持参
しなくても、その対象期間にご来店頂いたお客様に関しては、割引などを
しなくても販促DMに反応してくれた間接的なお客様ですので、さらに優良な
顧客という事が出来ます。
こういった部分をしっかりとチェックしていくことで、高反応率の販促展開が
可能となりますので、是非、面倒くさがらず、しっかりと実施していきま
しょう。これを継続的に実施していけば、低コストで高反応率のDM展開が
出来ることは、間違いありません。