こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
あくまでも私の抱いた個人的な印象に過ぎませんが、1970年代生まれの男性って、自己評価が低い人が多いです。
年齢でいったら、34,5歳から40代前半くらいでしょうか。
彼らのお父さんは、高度経済成長を経験した会社人間が多いように思います。
第一次ベビーブームに生まれた人たちも含みますので、同世代のライバルがひしめき合っています。
そのため、生き残りをかけ、周りを蹴落としてまで仕事で結果を出すことに重きを置いてきた人たちもいたのだろうと思います。
その分、家庭を蔑ろにしたり、妻や子どもを家族ではなく、まるで部下や手下のように扱ってきた人も多いと聞きます。
目下に対しては高圧的かつ自己中心的に振る舞い、権威者にはめっぽう弱いことが特徴としてあげられる世代です。
もちろん、そうじゃない人もいると思いますが。
そんなお父さんの元で育った男の子は、自尊心が思うように育たないケースが多々あるようで、大人になっても自己評価が低いままということも少なくありません。
自己評価が低い人がひとたび怒ると大変なことになります。
大暴走するんです。
正直いって、手がつけられません。
怒りというのはエネルギーなのですが、自分を肯定できる人は、その怒りのエネルギーを
「なにくそ!」
と自分を奮い立たせ、自分を高めるために使うことができます。
でも、自己評価が低い人が怒ると
「ええ、ええ。どうせ俺はダメ人間ですよ」
とばかりに、わざわざ自分を貶めるようなことをして、自分を傷つけていきます。
悪事を重ねていきますから、周りにいる人だって傷つきますよね。
特に妻は、ズタズタに傷つくだろうと思います。
そこで態度を改めたり、謝罪したりすれば、関係を修復できるかもしれません。
でも、何しろ自己評価が低いですから
「こんな俺のことなんか、どうせ許してもらえない」
と思い込んで、ますますヤケっぱちな行動を繰り返してしまうんです。
こんなふうになる前に、妻にできることがあります。
それは、夫の自尊心をケアしてあげること。
夫が自分を誇れるように、サポートしてあげるんですね。
そうご提案すると、多くの女性は夫を褒めることを思いつきます。
でも、褒められると「上からものを言いやがって」と感じる男性も少なくありません。
では、どうしたらいいか?
男性が優先的に求めているのは、頼られることです。
妻から頼られることによって、自分のことを誇らしく感じることができるんですね。
なので、頼るということに力を入れてみてください。
「自分がやっちゃった方が早いから」
「こんなことぐらいで頼っては申し訳ない」
「断られると傷つくから、自分でやろう」
という理由で夫の活躍の場を奪うことのないように、頑張ってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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