過干渉過ぎる子育て情報に振り回されないこと - 子供のお稽古全般 - 専門家プロファイル

平川 裕貴
株式会社リリパット 代表取締役社長
兵庫県
マナー講師
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過干渉過ぎる子育て情報に振り回されないこと

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私は先月しつけの本を出しましたが、実はこれまで、他の人が書いたしつけの本はほとんど読んだことはなく、自分で出した本の検索をしていて、しつけに関する本が実にたくさん出ていることに、遅ればせながら気がつきました。

で、「子どもにこうしてはいけない」とか「子どもにはこうするべき」というような本がとても多くて驚いています。

 

「叱らない子育て」とか「子どもをダメにする言い方」みたいなことがいっぱい書かれていて、子どものやんちゃにカチンときている時に、「叱っちゃダメ」とか「こう言ってはいけなかったかな」なんて考えていられないよねえ、なんて思わずつぶやきました。

 

肉体的な世話に追いまくられるうえに、叱ってはいけないや、こんなことを言ってはいけないなんて言われたら、私が親ならノイローゼになりそうです。

実際、多くの母親が育児ノイローゼ(一歩手前)になっていますね。

子どもには過保護や過干渉はよくないと言っているのに、「こうしたらダメ」「ああしたらダメ」って、これじゃママに対する過干渉じゃないのって思ってしまいます。

 

ママが感情に任せて叱ってしまっても、子どもをダメにすると言われているような叱り方をしてしまっても、ママが親としての自信と愛情を持っているなら大丈夫です。

子どもはそんなに柔じゃありません。これは長年子どもを見てきて確信しています。

むしろ、「こんな風に言ってはいけないかな・・・」なんてオドオドしながら叱る方がよほど悪影響。

 

情報があって、それを参考にすることは別に悪いことではありませんが、「木を見て森を見ず」じゃないけれど、目先の細かいことばかりに気を取られて、かえって子どもが見えなくなっているのではないかと心配です。

 

子どもは一人一人違いますから、全ての子に合う方法なんてないのです。

親が自分の目でしっかり子どもを見て、自分の頭でしっかり考えて、その子に合った褒め方や叱り方を見つけていくしかありません。

 

兄弟でも性格はまったく違います。諭すように叱った方がいい子もいれば、怒鳴る位叱った方がいい子もいます。

また、状況によってもまったく違います。諭すように言った方がいい場合もあれば、怒鳴った方がいい場合もあるのです。

その判断は、親(教育者)が、しっかり子どもや状況を観察して決めるのです。

 

上手く叱れなかったら、考えましょう。工夫しましょう。

その時に、しつけ本を参考にするのはもちろん構いませんが、その情報を100%信じて、あれもこれもしなくてはと考えるのではなくて、とりあえず、自分の子どもにプラスになると思う部分や欠けているなと思う部分から参考にしていけばいいのです。

 

それと注意していただきたいのは、子どもは段階を踏んで成長しているということ。

2歳~4歳の子どもに、小中学生をしつけるような方法を実践しようとしているママがすごく多いのです。

5歳くらいまでと小学生以上では、言語能力や理解力などの成長の度合いがまったく違うということを覚えておいてください。子どもは6歳になる頃から精神面でも劇的に成長しますから。

 

子育ては親育て。

良いことも悪いことも、いろいろなことを経験して、失敗を繰り返し、考えて工夫して、子どもと共に親も成長していきましょう。

 

 

平川裕貴著『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』

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