- 山中 伸枝
- ワイズライフFPコンサルタント
- ファイナンシャルプランナー
対象:年金・社会保険
ここでちょっと外貨運用についておさらいをしましょう。外貨とはよその国の通貨で運用すること。メリットは日本と比べ金利が高いことと為替の変動を利用した為替差益です。
外貨運用で大事なことは、日本円を外国通貨に買えるときの為替手数料と通貨変更のタイミングです。
外貨運用の代表選手である銀行での外貨定期は為替手数料が米ドルで1ドルあたり1円。また通貨変更のタイミングも定期なのでどうしても限定されがち。つまり資産作りセットで、外貨運用の知識なく安易に外貨定期を選んでしまうとなかなかお金は殖えない可能性もある、ということです。
できれば、外貨運用なら証券会社の外貨MMFがオススメ。為替手数料は通常銀行の半分。満期が予め決められていないので通貨変更のタイミングは自分で選べます。
でも、外貨を長期で運用し場合によっては外貨のまま使ってもいいとなれば、外貨運用のメリットはもっと大きくなります。例えば出来るだけ円高のタイミングで円をドルに変え、高い金利で長期運用。そしてドルとしてそのまま海外でお買い物。
もしそのような使い方が出来る方であれば、ソニーバンクの外貨キャンペーンもオススメです。
円高のタイミングでスタートするという大前提がありますが、為替手数料が証券会社の外貨MMFより安く金利も確定です。(MMFは投資信託なので確定ではありません)
更にマネーキットグローバルという仕組みを利用すれば運用して殖やした米ドルをそのまま米ドルのキャッシュカードとして利用することが可能です。