[カナダの小さな町でボランティア] 現地レポート#10 (May 16, 2014) - 海外ボランティア - 専門家プロファイル

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[カナダの小さな町でボランティア] 現地レポート#10 (May 16, 2014)

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留学 カナダでボランティア

カナダアルバータ大平原の小さな町 Claresholm でボランティア活動をするAiko さんからの素晴らしく詳細なレポート10日目です。

これからボランティアに行こうと思っている方たちのために、コラムで紹介。

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Day 10, May 16

今日はボランティア最終日です。

月曜日が祝日で、私のClaresholmでの生活の最後の日ということで、お休みをもらうことになったので、今回の旅の目的に区切りがつく日がやってきました。

朝いつも通り10時に行って、まずCarmelleに挨拶。その後両翼で私をサポートしてくれたグレンダとティファニーという、とっても気さくでハードワーカーな二人も元にも挨拶に行きました。

日本からいくつか種類を持って行っていたミニ風呂敷の、好きな柄を選んでもらってプレゼント。

誰に声をかけたらいいか迷っていたとき、二人ともとても頼りにさせてもらいました。

ティファニーは大柄でとにかく明るく、グレンダは細部まで気の回る人で、いつも私がどうしたいか聞いてくれて、どうすればいいか提案してくれました。

それが終わって、まず訪れたのはとあるおじいちゃんの部屋。身内を全て亡くし、誰も訪れてくれる人がいないまま、施設で何年か生活しているとのことで、私が行くとすごく喜んでくれました。

実は数日前も一緒に外を散歩したので、そのこともちゃんと覚えてくれていて、いろんな話をしました。

今は車椅子生活だけど、足のサイズがとても大きくて背も高い人で、昔は身長のいるスポーツをいろいろ楽しんでいたスポーツマンだったそうです。

今は不自由だと言っていましたが、誰もが彼のようになる可能性があるし、それが老いるということ。

私は今までボランティアでも実生活でも小さい子どもたちと過ごすことがどちらかと言えば多かったんですが、今回の経験から、また新たにたくさんのことを学びました。

誰も望んで歩けなくなるわけじゃないし、体が不自由になったり、しゃべりづらくなるわけじゃない。

誰の手も借りずに自分でできたらいいと思っているし、忘れようと思って忘れるわけじゃない。

でもそれは確かに起こり得ることで、誰もが通り得る道なんです。

よく「今はいいけど、ずっと同じ生活ができるわけじゃない」と言われるけど、全く実感がわきませんでした。

でもこの経験を通じて、結局どのような状況であろうと人と関わって生きていくんだし、自分に今ある状況を受け入れて日々を過ごして行くことを大切さを学びました。

 

いつか、人生の旅が終わりに近づいたとき、小さな窓からガラス越しに変わり映えのない景色をずっと眺めている生活をする日が来るなら、同じ景色でも、その中を風を感じて「キレイだ」と思いながらどんどん歩いて、見たことのない世界を見に行かなくちゃ、と強く思いました。

これは常々思っていることですが、私には不自由なく動く足があるし、病気のない体がある。

両手をいっぱいに広げても、全てはつかめないけど、今もっているものを最大限に活かして、チャンスにはどんどん自分から挑戦していかなければならないと思いました。

可能性は決して狭めるものではなく、才能なら謙遜ではなく伸ばすことで応えていくべき。

日本にいたら、海外や、ましてそこで生活するなんて、もう何年も実際過ごした私にとっても、全く現実じゃなくなります。

どんどん内向きで、日本しか知らない「井の中のかわず」になってしまうと思います。

でも、思い切って飛行機に飛び乗るところまでいったら、あとは毎日を全力で楽しんでいるうちに、空は広くて大地は雄大で、ちっぽけなことなんでどーーーでもよくなってくる。

Claresholmに来ると、人の手の入っていないただっぴろい草原であるところが多いので、地球の大きさに圧倒されます。

まだこんな場所があるのに、不安に負けて好奇心を閉じ込めてしまうなんてもったいない。

現実の忙しさや煩わしさに負けて、自分の外側に広がる世界を知ろうとしないなんて、きっと若さの無駄遣いです。

ずっと、今の自分にできることを考えていました。

いつも、もっと少ないと思っていました。

でも、少しかもしれないけど、計算ミスをしているんじゃないか、もう一度見直してみようか、と、思わずにはいられなくなってきました。

もう一度、自分に何が出来るかよ~く考えてみようと思いました。

お昼を挟んでおばあちゃんを一人外にお散歩に連れ出ました。

曇りだったのに思ったより風のない暖かい日で、とても楽しかったと言ってもらいました。

 

レクレーションルームにボランティアで音楽の演奏をしにきてくれていた人たちのパフォーマンスを少し聞いたところで、終わりの時間が近づいてきました。

グレンダに呼ばれて行ってみると、なんとお花とカードのプレゼントが!

予想もしていなかったのですごくびっくりしてすごくすごく嬉しくて、何度も「ありがとう」と抱きしめました。

Karenのお迎えで家に帰って、間もなくディナーの準備に取り掛かりました。

今日は私がシェフ!準備していた日本食を振舞うため、ついに腕をふるう日がやってきました!といってもいくらふるってもそうそう何も出ないのですが(笑)

結果的には、天ぷらを4種類(ブロッコリー、ヤムいも、えび、たまねぎ)、お好み焼き、バラ寿司、巻き寿司3本(ツナときゅうり、サーモンときゅうり、ヤム天とえび天)、味噌汁、おうどんをつくりました!

皆美味しいと言って喜んでくれたのでとっても嬉しかったです!

今日は私の誕生日だったので、Karenがケーキを用意してくれていました!!!バースデーソングを歌ってもらって、ろうそくを吹いて。プレゼントやカードをたくさんもらった、とっても楽しい、有難い一日でした。

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Claresholm の暖かい人たちと、見渡す限りの地平線、そして大きな大きな空に囲まれたあいこさん。

かけがえのない経験をしているようです。

よかった!!

Talk to you in the next report!

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さあ、今度はあなたの番ですよ。

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