【最幸ビジネスモデル】現実は勘違い。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】現実は勘違い。

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 【最幸ビジネスモデル】  2014.5.7 No.0852
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■今日のテーマ
 現実は勘違い。
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以前、ある友人が息子に、

「僕がお母さんに◯◯って言っちゃったから
 お母さんは静かに怒ると思うので
 見守ってあげてね。」と言った。

◯◯は責めている言葉なのだけれど
(長くなるので◯◯で表現)
実は、私自身はその事に対して
スルーしていた。

あまりにも興味がない部分だったから。

その話を息子から聞いた時、

「あぁ、◯◯を言われて
 怒りを覚えるのは、彼自身なんだな。
 そして、きっと静かに怒るのだな。」

と思った。

 私は、◯◯の内容が、
 別のフェーズと視点からみている(=大前提が違う)
 ので、その世界観に興味すら感じなかった。

また、たとえば、
スローテンポな自分が大好きだったら
ノロマと言われても、気にならない。
けれど、自分のノロマを自分が嫌なら
言われたら、気になったり傷ついたりする。

自分がコンプレックスに感じている事を
言われたら、気になるけれど
そもそも、何も感じていないか、
その事が気に入っていれば、言われても
心にひっかからない。

だから、
息子に言われて初めて
「あ、そうなんだ」と認識できたくらい
スルーしていた。

傷ついても怒ってもない。
あえて言うなら「気付いていない」(爆)

同じフェーズにいなければ
ひっかからないのだと思う。

そして、彼から見たら・・・

「こんな傷つける事を言ってしまった」とか
「きっと静かに怒るだろう。」と
思い込んでいる。

こういう事は他にもたくさんある。
褒め言葉のつもりだったのに
変な顔をされたり
その逆もある。

人はみんな感じるポイントも違えば
視点も違う。

それぞれの眼鏡をかけて現実を見ているので
まったく同じ現実を見ているようで
違う世界が繰り広げられている。

にも関わらず
もうそれが「現実」だと思い込んで
「お母さんは静かに怒ると思うので
 見守ってあげてね。」
という大前提の現実の出来上がり!

その現実はどこにもない。

だから、
一人一人がただ、
自分に正直に素直に在ればいい。
そして、本音を言い合えばいい。

 そもそも、怒りを覚えるという時点で
 自分に対してウソをついている。
 本音を押し殺したり
 無理したり頑張ったりしている分が
 怒りになる。

 正悪や上下をつけて卑下したりする
 場合も怒りになる。
 それは人からのジャッジを気にしているから。
 自分に対して正直なら、自分を信じられる。

また、
自分に正直に本音で在れば
相手の事も信頼できる。

自分が自分にウソをついていたら
人もウソなんじゃないかと思う。
そして勘ぐり合ってめんどくさい事になる。

そういう意味でも、
本音が一番だと感じている。

傷つけてしまった、という事すら、
本人に聞いてみないとわからない。

本音を、ただ普通に言いあい、
相手の事は相手に普通に聞き、
通りよく、気持ちよく、関わるのが私は大好き♪

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■今日のまとめ

 現実と思う事のほとんどが勘違い。

 誰もがそれぞれ、
 自分が思うように世界を創造しているし、
 いつでも自由に創造していける。

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