精製された砂糖(白砂糖など)は、化学調味料や白米(白パン)と並んで『人殺しの三白』と言われるほど、人の体には良くありません。
そのことがよく判る例が、イギリスのリチャード・マッカーネス博士のレポート「悪童マイケル」について述べられています。
マイケルは、箸にも棒にもかからない悪童だったそうです。 そこで、マッカーネス博士がマイケルの食事を調べてみたら、精製シリアル(コーン・フレーク)、アイスクリーム、種々のケーキ、ボンボン、ミルクセーキ、「グデーズ」という菓子類、白パン、ミルクチョコレート等ということが解りました。 マッカーネス博士は、母親と相談して、それらの砂糖を含んだものは一切食べさせず、野菜と黒パンを主として、肉類も控えさせました。 一週間で「悪童マイケル」は、良い子になっていましたが、博士は、試しに以前の食事をとらせてみたら、たちまち悪童に戻ってしまったとのことです。 砂糖のとり過ぎは低血糖症を招きます。 血糖値の急激な上昇や低下は、ホルモン分泌の異常をもたらし、体や脳の健全な働きを損ないます。 筋肉など身体の細胞の殆どは、ブドウ糖、脂肪酸、ケトン体、アミノ酸など各種の物質をエネルギー源として用います。 これに対し、脳が用いることのできる栄養はブドウ糖だけであり、また、身体全体の血糖の20~30%を消費します。 従って、特に脳は低血糖により大きなダメージを受け、それにホルモン分泌の異常が重なり、多様な精神神経症状が引き起こされます。
日航機事故の片桐機長の心身症もこれであると言われています。
また、精神的なものだけでなく、
・肺結核、糖尿病、心臓病一切、冠状動脈硬化症、脳腫瘍 ・胆嚢炎、壊血病、低血圧、喘息、盲腸炎、骨粗鬆症 ・発作性頻拍症、各種アレルギー、慢性ジンマシン ・神経性皮膚炎、虫歯、テンカン、ヒステリー ・腎臓病、便秘、痔、眼病、中耳炎、蓄膿症、歯槽膿漏 ・うつ病、集中力低下、記憶力低下
など原因は砂糖によって滅茶苦茶にされた血液にあります。
代表的な現代病がほとんど当てはまっていますね。
私も出来るだけ砂糖を取らないように気をつけようと改めて思います。
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