- 西田 淑子
- サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
- 大阪府
- ビジネスコーチ
対象:コーチング
今日のタイトル>>>>
┃「その判断の基準は何?」2014年05月01日
|Step1-Topic of Challenge(現状の話題)
「今日の授業は良かった」と、こんなことを書いてくる学生が時々います。
「それは良かった」と返事をしつつも(上から目線やなあ)とも感じます。
学生ならまだしも、後輩だったりしたらどうしましょうか。
|Step2-Art of Relation(効果的な方法)
こんな時には良し悪しの基準をはっきりさせるといいですね。相手に「何が基
準なの?」と確かめてみるといいでしょう。
聞き方はできるだけ丁寧にすると、答えてくれる確率が上がります。例えば
「基準を教えていただけますか?」とか、「基準は何かなあ」と言ってみると
いいですね。
|Step3-Notes of Point(要点の解説)
「良い」とか「悪い」というのは、その言葉通り何かしらの基準に基づいて、
良し悪しを判断しています。
人が判断する基準は様々です。感情の動きに基づく場合、社会のルールに基づ
く場合、常識に基づく場合、など様々ですね。
もしその基準がお互いに共通していて、なおかつ個人の定めた個人的な基準で
はなければ、判断は判断された人にとって、正当だという意味になります。
例えば、法律とか、スポーツのルールなどは、「一般社会に認識された判断の
基準」の例の一つです。
|Step4-Use of Coachig(コーチングへの活用)
例えば「私なんて価値のない人間なのよ」という人がいたとします。
ここでは、良し悪しの表現は使っていませんが、「価値がない」という言葉の
「ない」が、良し悪しと同じ効果のある言葉です。有るか無いかによって、良
し悪しが決まることを表していると言えるでしょう。
ですから「何が基準なの?」と質問してみましょう。
スラスラ答えたら、その人の課題は他のことです。答えが出てこなかったら、
そこに解決のポイントがある、ということです。
答えが出てこなくても、考え出すきっかけが出来たことは、とても大きな前進
です。たった一言でも質問が出来れば、コミュニケーションは変わります。
|コンパス-(名言)
「お前には無理だって言われたことは、全部やってみたかった」
マドンナ
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