「恥ずかしい思いをしたのはいつですか?」 - コーチング全般 - 専門家プロファイル

西田 淑子
サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
大阪府
ビジネスコーチ

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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「恥ずかしい思いをしたのはいつですか?」

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コミュニケーション・コラム


|Step1-事例 (case)
「過去の自分は薄っぺらかったので恥ずかしい」と言ったり、「浅かったからダメなんです」と考えたりしませんか、本当にダメなことなんでしょうか。こういうときには、方法から考えるのではなく、どうありたいのか、ゴールから考えるといいのです。


|Step2-理想 (goal)
「薄っぺらかった」のであれば、「厚くなりたい」ということでしょうし、「浅かった」ということであれば「深くなりたい」というこでしょう。もちろん「太く」でもいいし、「奥行きがある」でも構いません。「薄い」と「浅い」の反対は、あなたの言葉にすると、どうありたいのでしょうか。


|Step3-方法 (way)
理想ができたら、このように考えます。厚く太くなるには、必ず薄い段階が必要ですし、深堀するには、浅い段階が必ず必要です。

つまり過去に薄い段階があったとが分かっているのは、現在はそれより厚く太くなっていることが分かっている、ということです。

同じように、過去は浅かったのであれば、現在はそれより深くなっているということが分かっている、ということです。

だからその過去に気付いたことは、可能性に気付いた素晴らしいことなのです。

問題は「恥ずかしい」と「ダメなんです」という言葉の時制が現在形になっていることです。ここが現在形になっているということは、薄っぺらい過去の自分を思い出して、今恥ずかしい状態になっていることです。また浅かった過去の自分を思い出して、今ダメな状態になっているという事です。

このような言い換えを試してみてください。
「過去の自分は薄っぺらかったので恥ずかしかった」
「浅かったからダメだったんです」

いかがでしょうか。今の感じ方が変わったのが分かれば、未来は変化しつつあります。


|Step4-活用 (apllcation)
他人に対しては、このように使ってみましょう。例えば、「あの人は薄っぺらい人ね」と言うようなとき、このように言い換えます。

「あの人は薄っぺらかった人ね」、ついでに「今度はどうかしら」も加えてみたらどうかしら。今度はは頼もしいと感じるのか、やっぱり同じと感じるのか、透けて見えるほど繊細と感じるのか、毎回楽しめるかもしれません。


|コンパス-(名言)
「過ぎ去るを追うことなかれ、いまだ来たらざるを念うことなかれ、過去、そはすでに捨てられたり、未来、そはいまだ到らざるなり」一夜賢者

 

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