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英語圏のサマーキャンプ - 幼児の参加について

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科学に基づいた心理学から

下記のようなお問い合わせをいただきました:

現在、3歳4ヶ月と1歳5ヶ月の息子を、英語圏のサマーキャンプに参加させたいと思っております。 母親としての私自身があまりポジティブ思考ではなく、型通りな性格なので、私自身がかわるためにも英語圏でのサマーキャンプをと考えています。
留学斡旋の会社に問い合わせたところ、ハワイかオーストラリアしか取り扱っていないとのことでした。 私自身はカナダを希望しているのですが、幼児にはカナダは不向きなのでしょうか?

 

回答です:

ご質問には多岐にわたるテーマが隠れているようですので、ひとつづつ回答していきます。


1) 3歳児、1歳児を英語圏のサマーキャンプに参加させることについて

サマーキャンプの目的が英語習得への近道と考えていらっしゃるのなら、お勧め出来ません。

コラムやQ&A (下記が一例) などでも説明していますように、日本で育つ幼児への早期英語教育は役に立たないどころか、弊害の方が多いと思います。 (科学的根拠に基づいた説明をしています。)

例)日本で育つ子供への英語教育は10歳くらいからがお勧め。

時差を超えての長時間の飛行、まったく異なる文化の中で、日常のリズムも狂いますし、食生活の変化により体調を崩すことも大いに考えられます。

現地に自分の家のようにくつろげる所があればまた話は別ですが、特にキャンプ地での合宿生活や、単なるホストファミリーとの体験は、幼児にとっては苦痛以外の何物でもないと思います。

記憶の面でも、1歳児はまずゼロ。 3歳児でもかすかに断片を覚えているか、あるいはまったく何も覚えていないかだと思います。 大体3~4歳児くらいまではInfantile amnesia とも言われ、記憶は脳の中にほとんど形成されません。


2) お母さんの性格改造

お母さんご自身の性格改造であれば、子供さんを巻き込んだ英語圏のサマーキャンプである必要はないのでは?

自分なりに本を読んだり、新しいことを勉強したり、自分の脳に自分から刺激を与えることが、前向き思考には必須ですよ。

また、なぜ「型どおりの性格」を変えたいですか?
日本で無難に暮らすには、型どおりである必要性がかなり高いと思います。

(余談ですが、私には到底無理なことですけどね。 )

周りと一緒でなくてもいいと思われた理由は何でしょう。
性格を変える目的がはっきりしたら、おのずと方法も見えてくるはずですよね。

そして、その方法は、必ずしも、幼児連れの英語圏サマーキャンプではないと感じます。


3) 幼児にカナダは不向きかどうか

目的と手段によります。

親も一緒に移住し、現地で子育てをするのであれば(親が英語での生活に困らないことが条件ですが)、カナダはいいところです。

社会中にクリティカルシンキングがいっぱいですし、多民族国家として多様性にあふれ、21世紀を生き抜ける人間を作るのには、日本よりはるかに適しています。

サマーキャンプには?

NOです。

1番でも回答しましたように、オーストラリアであれ、アメリカであれ、ハワイであれ、同じです。
決して子供さんのプラスにはならないと思います。


最後に:
ご自分を変えるために、何かの外部活動をあてにしている間は、いつまで経っても受け身で後ろ向きの考え方は変わらないと思いますよ。

自分を動機づけ出来ることから始めてみて下さい。

日本での子育てはとてもストレスがたまることだと思いますが、まずは自分。
そうしたら子供さんもお母さんのいい影響を受けて、自分で動機づけ出来る大人になると思います。

Good luck.

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人種差別(2016/11/21 08:11)

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