思い切ってハワイ親子留学行ってみたら…ママ、スクールデビュー（現地編）

ハワイ滞在生活のあれこれ問題を抱えながら息子のプリスクールデビューを済ませたら次は私の番です。

今回のハワイ親子留学の一番の目的である「私＝ママ」の語学学校デビューの日、早朝のクヒオ通りからバスに乗り込み息子をプリスクールへ送って暫し先生とお話しながら園庭へ駆け出して行った子供たちを眺めていました。

日々プリスクールに馴染んで楽しそうな息子ですが、時折日本のお友達を思い出すこともあり、ふと不安げな眼差しで話しかけてくることがありました。

「ママ、僕の言っていること、みんなわかっているのかな？」

・・・おそらく、息子は英語で話しかけてはいないだろう。そう思って先生に伺ってみたら

「大丈夫よ。ルー（息子のニックネーム）は言葉がわからなくても周りを見て動いているし、園児の中にはお父さん、お母さんが日本人の生徒もいるから多少、教えているみたい。問題があるようならお伝えするわ」

と、ALOHAな笑顔で答えてくれました。

親が心配するほど、当時の息子は困っていなかったようです。

まだまだお互い母語も流ちょうには操れない年代。笑顔とジェスチャーで子供同士は楽しそうです。

この日は一旦部屋へ戻り、家事をしてから滞在先から徒歩で通うことが出来る語学学校へ行きました。

学校のあるビルはワイキキ観光のメッカ、カラカウア通り沿いにありバス停も近いため、息子のプリスクールへのお迎えも比較的楽であろうとエージェントが決めてくれました。朝、利用するバス停とは異なるため授業終了後、どのバス停へ行けばよいのかをその日、事前に確認しました。

地図上ではわかっていても、やはり自分で歩いて確認するのが一番確実です。

プリスクール送りからの帰り道、語学学校近くのバス停で途中下車して学校まで歩き、さらに夕方お迎えに利用する予定のバス停も確認してから学校へ向かいました。

語学学校のプログラムは初日が決められており、週半ばから授業に加わることが出来ないため、最初の数日は慣らしも兼ねてプライベートレッスンを取りました。　その前に正式な入学手続きをしに受付へいきます。

こちらの語学学校の受付は日本人の方が常駐しており、何かと煩雑になりがちな書類の書き込みや授業に関する事、教材の購入について日本語で出来たのは幸いでした。私の場合は通常プログラムに関しては既に入金済みだったので、個別にお願いしたプライベートレッスンについて詳細を説明してもらいました。

それからプレイスメントテスト。

TOEICのような形式で英語のテストを９０分、さらに学校長と1対1でインタビューでした。

すべて英語というだけで緊張しているのに、社会人になってから「テスト」されることがほとんどなかったせいか、この時間は新鮮に感じました。

結果は翌日のプライベートレッスン初日に発表され、テキストもその時までに用意されるということでその日は終了しました。

学校があるオフィスビルの廊下を歩きながら、普通の一観光客だったらこんなところは歩かないのだろうな・・・と思いながら、改めて自分の目的に向かって現地でスタート出来たことを実感してわくわくしました。

冷房の利いたビルを出ると、そこは夏の陽射しが一杯のカラカウア通り。

7月初旬、あまり日本人観光客の姿を見かけない私の知らない素顔のハワイの風景でした。

夕方前のひと時、時計を見るとまだお迎えまでには時間がある。

一人ゆっくりと通りをワイキキビーチ方面へ向かって歩きながら空を見上げて大きく深呼吸します。

息子のデビューに続いて、私もやっとスタートだわ。

自分を励ますようにビル下にあったオーガニックのお店でスムージーを買って、乾いた喉を癒しながら歩き出しました。

こんなちょっとした時間が一番の楽しみですね。