今を振り返った～デザイン人生・・・

私が今、新しい家具を創造することになった人生という長い長い～ 軌跡を少しばかりお話しさせて頂ければと思います。 この写真はデザイン人生の「ターニングポイント」になった最初の１枚です。

人生とは、時間の経過をたどれば成程と思う場面が多々あります。
私がデザインと言う職業に就いたのも小学生の頃の行動が大きかったと思います。
当時はそんな事が将来の仕事として生業をすること等露とも及ぶ訳がありません！

デザインの本質が理解できたのは確か４５～６歳の時に遡ることが出来ます。
当時は大都会の東京で埋もれながら２０年と言う歳月を
悶々と過ごす日々でデザインと言えば、
どこか似たようなスタイリングを真似ることに
神経を研ぎ澄ませていたように思いますね。

いわゆる、当時は目立ちたいとか有名になりたいとか・・・
私利私欲の欲望や煩悩が先に立っていた時代だったような気がしています。

そのターニングポイントになったのが、
偶然にも茅ケ崎出身のサザンオールスターズというバンドの歌でした。

当時は正直言って～
なんだかヘンな歌ばかり歌うグループだなと思っていましたが、
客観的に聞いて見ると「同じようで～同じでない」
というとてもシンプルなことが発見できたと言うか理解が出来た瞬間でした。

そうか～デザインも歌も自分のオリジナリティーで創ればいいんだ！
このことが、その後の２０年間の自分を形成してくれた気がしています。

この１枚の記念すべき写真は
茅ケ崎に引っ越した年に創造した独自の今後の湘南の住まいの方をスタイリングしたリノベーションと言われる住宅です。

その後、このお宅のご主人とはそれ以来～ゴルフの師匠として
また、私の若輩者の人生の師匠としてお付き合いさせて頂いております。
本当にこの出会いがなければ今の自分が無かったことだけは確かです。

同時に、この作品からマスコミに約１０年近く
次々にテレビやインテリア雑誌出るきっかけを与えてくれたことだけは確かです。