私の以前在籍したデベロッパーのように業界に精通した企業でさえ、
過去取引の無い仲介会社がどんなによいマンション用地の情報を持ってきても
すぐ飛びつくことはない、というくらい取引には慎重を期す業界です。
デベロッパーや金融機関が一番注意を払うのは、取引に介在する登場人物です。
売主・買主は言うに及ばず、
それ以外に売主と買主双方の仲介会社の内容までチェックします。
(俗に言う)胡散臭い不動産業者が仲介に入っていると、
それだけでも取引や融資は中止します。
さらに、謄本などから履歴を調べ、
甲区・乙区に疑わしい名前が出ていれば、
過去のことであっても取引には慎重になります。
投資家の皆さんも、取引において誰と取引するのか、
誰と組むのか、誰が関わっているか注意をしておく必要があります。
それをおろそかにすると、将来危害が自らに降りかかってくることもあるわけです。
もちろん我々も、
ご依頼いただくお客様によっては仲介業務をお断りするケースがあります。
「君子危うきに近寄らず」ではありませんが、経験上
「少しでも気にかかることがあればあえて危険なところに踏み込まない」
というのが自らの身を守る術だということです。
※EMP会員に登録いただけると、
不動産投資に役立つ知識をメルマガにて毎週配信中。
⇒ご登録はこちらから
⇒安心の不動産投資なら、EMP