人材不足とフィットネスクラブのビジネスモデル - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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人材不足とフィットネスクラブのビジネスモデル

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こんばんわ

先日、ユニクロがというか

ユニクロを展開するファーストリテイリングが

パートやアルバイトとして働く16000人を

正社員に転換する方針を打ち出し、話題になっていましたね



 そして、すき家を展開するゼンショーグループでは

「人手不足による、すき家の閉店が相次ぐ」

などの見出しが、Webニュースにあがっていましたが


 僕らの業界に当てはめて考えてみると

これから生産年齢人口が減少していく日本において

フィットネスクラブは、どの様な展開をしていくのでしょうか?



 働いたことがある方はお分かりの通り

通常の大手フィットネスクラブでは

1店舗に正社員と契約社員の方が数名だけいて

ほとんどは、学生のアルバイトや

フリーターの方で成り立っている訳です



 しかも、最近の風潮としては

アルバイトとして経験を積んだ後に、独立して

フリーランスのパーソナルトレーナーになり

マイクロジムやスタジオを設立といった

流れも見られますので、益々人財の流出も

考えられますし、他の業種などから考えても

いわゆるバイト代が高い訳でも無いので

今のままでは、新たな採用も難しくなっていくと

考えられますよね



 マクドナルドなどでたまにコーヒーを購入すると

けっこう年配の方も働いていらっしゃいますが

僕らの業界では、60歳前後の方やリタイアされた方を

アルバイトとして採用し、現場で指導にあたるということは

現段階では、なかなか考えにくい様に想いますし

(シニアが指導するシニアの為の施設が出来るかもしれませんが)



 松屋、すき家、吉野家の様に

いわゆる牛丼チェーンなどを利用すると

アジア系の外国人の方が働いていることが

多いと感じますが、高度専門職である

フィットネスにおいては、育成をするのに

言葉の壁や時間の壁が大きい様に感じます




 それなら

スターバックスやユニクロの様に

正社員化してしまえば良いのではないか?

と考えるかもしれませんが



 現在のビジネスモデルでは

正社員や契約社員の方が数名で

アルバイトが多数といった状態でも

「フィットネスビジネス」などに掲載されている

数字を見ていると


 大手フィットネスクラブの経常利益率は

1桁台前半の所がほとんどな訳ですから

かなり難しい様に感じます



 まあ、僕がこんな所で考えるまでもなく

対策を考えていらっしゃることと思いますが


 僕らの様なマイクロジムや個人のスタジオにおいても

優秀な人財の確保というのは

1つの課題になってくることは

間違いありませんね!!


 供にミッションを掲げ

日々邁進してくれている仲間に

心から感謝すると共に

自分自身が一緒に働きたいと想って貰える様な

人財であり続ける為に

「不断の努力」で

己を磨き続けていきたいと想います♪


 人としても、ビジネスマンとしても、

高度専門職としても、最幸の人財が溢るる業界を

皆で創っていきたいですね!!



としお
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