こんにちは。黒澤です。
よくコンサルをしているとクライアント先で社内のプロジェクトを発足するので手伝ってほしい、と言われることがあります。
先日もあるクライアントでプロジェクトを開始しました。
私自身、今までいくつもプロジェクトに参画しました。
成功したプロジェクトもあれば途中で終わってしまい結果が出なかったプロジェクトもあります。
先日のクライアントでのこと。
プロジェクトメンバーに、
「このプロジェクトが何らかの理由で上手くいかなくなる可能性は何%位あると思いますか?」
と質問したところ、
「20%位だと思います。」
「40%位だと思います。」
などの意見がありました。
このプロジェクトやばいかも・・・。
この回答を聞いての私の感想です。
はっきり言って、プロジェクトが上手くいかなくなる可能性は100%です。
全てが順調に進むなんてことはありません。
すごく容易なものであれば出来るかもしれません。
ただ、その場合はそもそもプロジェクト化されません。
ということは、プロジェクトには障害がつきものだということです。
もし、20%程度と考えていて、上手くいかなくなったら、
「こんなはずではなかった・・・」となります。
もし、上手くいかないことを想定していれば、
「やはり来たか」となります。
この違いは大きいです、
そして、事前に上手くいかない可能性を想定して早めに手を打てば進みやすくなります。
まずは、上手くいかなくなることもある。
それでもやりきる。
という考え方が必要です。
「備えあれば憂いなし」
でいきましょう!
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