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海外の「高級住宅」ってどんなイメージ?

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高級な家というとどんなイメージが脳裏に浮かぶでしょうか。

 

例えば、大理石をふんだんに使っているとか、ステンドグラスの窓がある、といったものでしょうか?

 

様々なメディアなどで目にする、そのような「豪華」な住まいは、確かに高級住宅の特徴の一つかもしれませんが、アメリカ人が『一番住みたい家』と言われるまでになった住宅スタイルと言えば、やはり「ティンバー・フレーム」を筆頭に挙げることができるでしょう。

 

ティンバー・フレーム工法のルーツ

ルーツであるヨーロッパには、1,000年以上もの歴史と伝統が存在しています。例えば、豊かな田園風景が広がるボストン郊外に足を延ばすと、伝統木造建築の家が点在している様子を目にします。

なかでもひときわ目を引くのが、17世紀コロニアル様式で建築された『ティンバー・フレーム』のシンプルで安定感ある家です。激しい気候に耐え、数百年という歴史の試練にも耐えています。

 

どんな工法?

製材した木材を、ほぞ組を利用して木の釘(込め栓)で構造矩形を築き上げていく、骨に基づいた堅固な住宅工法です。

使用する材料の断面が大きく、耐震性・耐久性に富み、柱間・梁間の長さを大きくすることを可能とし、結果として空間設計の自由性が増します。

 

アメリカ人が「一番住みたい家」

ヨーロッパで多種多様な家が発展している理由の一つは、ティンバー材が採りづらくなってきたことによりました。一方で、アメリカにはふんだんに太い木を伐採することができ、大きなスパンの家づくりが可能でした。

ここに、クリップボードと呼ばれる木の水平のサイディングを外側から張ることで隙間を防ぐ方法が考え出され、高い耐久性・気密性・断熱性をあわせもった快適な家が出来上がったのです。

1,000年の歴史とアメリカの厳しい環境に耐える仕様で100年以上使える頑丈・頑強な家としてのスタイルを確立し、アメリカ人が「最も住みたい家」と呼ばれるようになりました。

 

日本でも可能?

同じコンセプトで日本で家づくりをすることも可能です。とはいえ、環境はアメリカやヨーロッパとはことなりますから、単純に「ティンバー・フレーム工法」を使った輸入住宅とするのは限界があります。

しかし、日本の材を活かし、最新のテクノロジーによって開発されているサイディングをはじめとする様々な技術を融合させることで、アメリカ人が日本に来て「一番住みたい家」を作ることは可能です。

 

その事例の一つが「クリスタル・ハウス松岡邸」ですので、そちらも是非参照なさってください。

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高級輸入住宅の敏腕営業担当として『ツーバイフォーの鬼』と呼ばれる営業成績を残しつつも、必ずしも家が大切に残されないことや幸せに直結しないことに疑問を抱き、独立後、十数回にも及ぶ欧米住宅研究旅行を実施。国産無垢材ティンバーの大空間を実現。

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