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その顎の痛み、放っておかないで!(その4)顎関節症ってご存知ですか?

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顎の痛み 顎関節症

顎の骨は「固いものをしっかり噛む」という行為の繰り返しによって発達します。



生物はよく使うものほど発達する、使わないものは衰退する



という特徴がありますので、「固いものをしっかりと噛む」という行為を
しなくなった人は、顎の骨は未発達なまま、です。

顎の発達が悪くなるということは顎の骨が細くなりすぎて歯の生えてくるスペースが確保できなくなるということを指します。

その結果、現代では歯が元々28本あるはずなのに、26本しかないなどという先天性欠損歯(先欠歯)の人が増えているとお話しました。

その割合はなんと10人に1人です!

これは歯が少ないという問題もありますが、それ以上に全身の健康にとって非常に危険なことなのです。

そして顎の関節が未発達だと、ほんの少しのことで「顎関節症」を引き起こすこととなってしまうのです。

今回からはその「顎関節症」になってしまったらどうするか?

そして、ならないためにどうしたらいいのか?をお話していきたいと思います。

今や成人の約半数が噛み合わせの不具合や顎関節症で悩んでいます。
そしてこの症状を訴えられる9割が若い20代~30代の方なのです。

その症状を具体的に言うと
口を開けると顎が痛い 
いきなり口が開かなくなった
口を大きく開けると顎関節がカクカクと音がする
顎の音がカクカクなっていたのに急に音がならなくなった
硬いものを噛むと顎が痛む
噛めていないので胃がよく痛む
顔の筋肉が動かない
顔の筋肉がひきつる
顎の関節が時々カクンとなる
片方だけでしか噛めない
軽く口を閉じると、片方しか当たらず、左右両方で噛もうとするとアゴがこねられる
これが、顎関節症です。

つまり噛み合わせの不具合です。

これは顎がずれている、ということです。
噛み合わせは3つの要素で成り立っています。



筋肉

関節

この①②③が20歳前後になりますと、ほぼ成長が完成されます。

この①②③はお互いに助け合い関係しあって丈夫な噛み合わせを作り出していくのです。

この噛み合わせが異常な状態このような場合にも顎関節症という病気が引き起こされるのです。
では一体どういう状態になっているのかお話ししていきましょう。

左右の顎の骨のあたりにそっと人差し指を当ててみてください。
11.JPG
そして大きく口を開けてみてください。
12.JPG
そうするとある瞬間に「カクン」と音がしませんか?

音がしない、何の違和感もなく口が開いて顎の骨が左右同時に飛び出てくるという方は問題ありません。
指3本ずつの方が判りやすいかもしれません。

私が日々診療をさせて頂く中で患者さんを見ているとほとんどの方が「カクン」と顎の音が鳴ります。
この「カクン」と音がなるには理由があります。

私達の顎には円板が入っています。
13.JPG

関節円板と言います。
この円板がずれると音がします。

顎関節症とは、顎関節に対する負担が咬み合せなどにより、バランスを崩して強くなった場合に、関節円板がずれたり、関節円板に穴が開いたり、磨り減ったりすることによって進行する病気です。

さらに骨と骨がこすれあうようになると、顎の骨が磨り減っていく病気です。
バランスを崩す原因は噛み合わせの悪さ、が一番です。

硬いものをこすりあわせると関節と関節の真ん中にあるゼリー状のクッション(関節円板)が潰れてしまうのです。
ゼリー状のクッションが関節と関節がぶつかり合うのを防いで、滑らかに動くようにしてくれているのですがそのクッションが潰れてしまったらいかがでしょうか?
タイヤの無い車の乗り心地はいかがでしょうか?

すごい振動と衝撃ですよね。

関節と関節は直接ぶつかりあってしまいます。

硬いもの同士がぶつかり合いますので、
痛みや衝撃は増すばかり、です。

10.JPG
その衝撃は日々、食事をする際、お話をする際、口を開く閉じる全ての行為のたびに起こっています。
関節円板は構成要素の中で一番柔らかいのです。

ですので一番柔らかい部分に負担がきてしまうのです。
膝にもクッションの役目をするお皿があります。

膝のお皿と呼ばれます。

そのお皿のようなものが顎にもあり、そのお皿を「関節円板」と言います。

この関節円板がずれたりすると円板の上に骨が乗り越えて乗るとき、滑り落ちるときに顎の音がカクンといいます。

さらにこの関節円板が大きくずれ、顎の骨と頭の骨がこすれあってシャリシャリとする音に発展することがあります。

関節円板が完全にずれたり、ひしゃげたりすると乗り越えられなくなって、
カクカクという音がしなくなってきます。

カクカクという音がしなくなってシャリシャリという音に変わってきたら
かなり症状は深刻であるということです。

そこまでいくと、口を開けようとしても関節円板がひっかかって
顎の動きを邪魔します。

ほんの数センチ口を開けようとしても顎の骨に激痛が走ります。

口が開きにくくなったり、口が開いたまま閉じられなくなったりするのは、
こんな状態になってしまったことが理由です。

お寿司やハンバーガーが食べられなくなります。
カクカクという音がしなくなったからといって安心していたら、
さらに進行していたということはよくあります。


噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院

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(香川県 / 歯科医師)
医療法人社団 吉翔会 吉本歯科医院 院長 歯学博士

噛み合わせ専門歯科。インプラント、矯正など質の高い治療を行う

香川県高松市にある歯科医院。四国ではかみ合わせ専門歯科医院の先駆け。インプラント治療に関しては世界3大メーカーのノーベルバイオケア社、スリーアイ社より、功績、実績をたたえトロフィーを授与。高度な医療を患者さんに提供するよう努めます。

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